40代未亡人の迷走日記

日常のあれこれ、未亡人のおばさんが迷走している日記です。

子どもを産む・産まない問題は難しい

私の周りの若い20.30代女子たちは、独身も多く、子育て中の人はいません。中小企業なので正直バリキャリ女子ではないと思うのですが、これが世間もこんな感じで出産に適した年齢の女性の出産している人が少ないのであればと、日本の人口が減っていっていることも納得しています。
若い子に結婚ってどう思いますか?と聞かれることがたまにあるのですが
「結婚はいくつになってもできる。子どもが欲しければ年齢制限がある」
と必ず言います。
でも、子どもが欲しいと思う若い子が私の周りには少ないのか、結婚もまだしなくて良いかなと反応する人が多い印象です。

 

ある元同僚(30歳代後半)とご飯を食べていた時、二人そろって「子どもは要らない派」の意見を持っています。


子ども要らない派の意見

  • そもそも子どもが欲しいと思ったことがない
  • 自分の時間が無くなるのは嫌だ
  • この年齢から産むのはリスクを伴う可能性が高くなる
  • 貯金もないし、子育てするお金もない

彼女達の意見も理解できる所もあります。でもあなたもそうやって親が育ててきてくれたんだよと思いながら話を聞いていくと、彼女達は

「子育てするならばきちんと育てなければならない。その責任を背負えるような器じゃないから産まない」

ということが話しているうちにわかってきました。

私は仕事も子育ても頑張ってるの!と自己アピールのために子どもを産んで、子育てに向き合ってない人も見かけますので、そう言う人に比べたら産まない選択をする彼女達は間違っていないと思いました。わがままなようで、案外真面目なんだなって。

私は子ども産む前に、産んだ後の責任なんて考えたことありませんでした。なんか、子どもがいると幸せそうやし、大変だけど楽しそう。お金はどうにかなるかな、どちらかと言えば楽観的なことしか考えたことありませんでした。

 

子育ての大変だと思う所

  • お金がかかる
  • 自分の時間が無くなる
  • ママ友付き合いが大変な場合もある
  • 思春期は精神的に大変

これ以外にもたくさんあるとは思います。どうしてみんな産むんだろうって考えたら、やはり理屈じゃなく母性かなと。

実際子どもが居て良いのは「プライスレスの素晴らしい幸せを与えてくれること」と言っても彼女達は納得するわけがありません。

彼女達は「やはり世間は子どもを産むべきだ。どうしてもマイノリティの意見なので、単なるわがままにしか受け止めてもらえない」と言うので
「あと少し。40歳まで耐えて。40過ぎたらもう誰も何も言わなくなるから」と言いました。

 

家に帰り、自分で何が子育ての良さか調べてみました。私が1番納得した子育ての良さは「子育てを通じてもう一度人生を擬似体験できるという意見でした。
私は独立してからの今の人生はそれなりに満足していますが、学生時代は楽しいとは言い難い人生を過ごしてきました。だから、息子を通じて人生の擬似体験を楽しませてもらいました。一番後悔しているのは、何をしたいか目標を持ってちゃんと勉強しておけば良かった事なので、中学から将来の夢を決め、それを叶える為に努力する姿に、私には叶えられなかった人生を彼の進む道で擬似体験できました。

 

たぶん彼女達は自分の人生を謳歌しているので、擬似体験する必要ないのかもしれないなと思いつつ。

 

今回伝えたいこと

子ども産む、産まないどちらを選択するにしろ、覚悟が伴う
子ども産む、産まないどちらを選択するにしろ、幸せがある