40代未亡人の迷走日記

日常のあれこれ、未亡人のおばさんが迷走している日記です。

うちの猫はてんかん持ち

うちには黒猫オス6歳がいます。とても人懐っこく、甘えた猫さんです。
息子の習い事の先生が子猫の引き取り先を探していたので、息子が中学1年生の時に我が家にやってきました。

てんかん持ちのうちの猫ですが、ここ2年ほど発作も出ず元気に毎日ゴロゴロしています。てんかんが起きている状況を見ていると、死んでしまうのではないか?と思ってしまうぐらい怖いのですが、きちんと適切に薬を飲んでいればとても元気に暮らしています。

 

猫のてんかんは珍しいらしい

我が家の猫は生後9か月からてんかんという病気を持っています。突然意識を失い、全身のけいれんが起こります。

cat.benesse.ne.jp

 

何の前触れもなく生後9か月ごろに急に始まり、最初は2日に1回程度でしたが、だんだんその発作の間隔が狭くなっていきました。

かかりつけの獣医が言うには、猫のてんかんは犬に比べたらかなり珍しいらしく、しかも獣医でもなかなか1回の診察で原因の判断が難しいとの事です。

生後9か月という事もあり、てんかん症状以外はいたって健康。内臓には全く問題がありませんでした。先生は、症候性てんかんと突発性てんかんのどちらかに違いないだろうと思うが、てんかんが起きるときの状況を良く観察して教えて欲しいと言われました。


突発性てんかんなら音や光、気圧の変化など引き金になる出来事があるそうです。
我が家は発作の度に確認していましたが、引き金になるものが全くなく、突然てんかんが起きていました。

 

我が家の猫がてんかん発生した時の様子

タイミング:突然痙攣が始まる(日中夜問わず)

時間:数秒〜1分程度。

状態:ピクッて言うものではなく、ガタガタと震える感じです。意識がないので顎がガクガクしています。口が開いているので、泡を吹きます。

単にピクッとすることは猫には良くありますが、ピクッとしたのを見て「どうしたのかな?」と思うぐらいの時間で急に全身がガタガタと震えだします。

日中不在にする時は、床に泡を吹いた後が残っているので発作が起きたと確認していました。

てんかんが始まったら準備していたこと

  1. 発作が始まると周囲の物をどける
  2. 急いで周囲に毛布や布団でおおう

とにかく周囲に余計な障害物がないか、もしくは、布団はクッションなどで周囲をおおいます。それは痙攣終了後に、我が家の猫は狂った様に全力で走り始めるからです。
発作が終わると意識がもうろうとしているのかすごい勢いで走り出し、あちこちに全力でぶつかります。しかもまっすぐ走れませんので円を描くようにぐるぐると。人間でもぐるぐるされた遊具のあとにふらふらに歩くことができないのと同じような感じです。
全力で走り、ぶつかり、時には爪がはがれて出血することも多々ありました。

 

発作の情報は必ずメモ、可能であれば発作状況を録画

我が家は録画する余裕はなかったので、必ず発作が発生した時間、発作の秒数は必ずメモし、すぐに動物病院へ連絡して状況を報告していました。

個人的には、余裕があるなら先生に見せるためにてんかん発作の状況を録画をしておいた方が良いと思います。

なぜなら、てんかんの症状は診察に連れて行った時には全く現れません。どれだけ説明しても「うーん。今はいたってどこも悪くないんだよね…」と先生に言われていたからです。

動物病院で精密検査を受けると治療費は高額になる

我が家の猫は脳に原因がある可能性が高いと言われ、通っていた動物病院では専門機械が置いてないからこれ以上原因を調べることができないと言われました。最終的に大阪市内のMRIがある大きな動物病院の紹介状を書いてもらって精密検査に連れて行くことになりました。
人間と同じですね。本当に。

動物病院は人間と違い健康保険がありません。MRIで検査するとそれなりのお支払い額になります。クレジットカード支払いも対応してくれますが、高額になるという事は覚悟されていた方が良いと思います。

ちなみに我が家は約90000円かかりました。

 

獣医の指示通りの薬を飲んでいると普通に暮らしている

我が家は、この2年ほどありがたいことに発作が出ていません。
現在も服用は毎日しています。

  • エクセグラン100mg 1/4錠 1日2回
    てんかん治療薬)
  • ウルソデオキシコール酸 100mg 1/2錠 1日1回
    (肝臓の薬)

必ず食事前に与えており、錠剤は私は口に直接放り込んで投与しています。

たまに薬を吐きだされて困ります。

錠剤を割るには、錠剤カッターがオススメ

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薬を飲んでいる影響か?普通の猫より大人しく、よく寝てる印象があります。

 

今回お伝えしたいこと

てんかんが起きた時は本当に慌てるが、状況を冷静にメモすること