40代未亡人の迷走日記

未亡人が自分探しの迷走日記です。

「レンタルなんもしない人のなんもしなかった話」を読む

時間つぶしに図書館に行ったら「レンタルなんもしない人のなんもしなかった話」という本が目についたので借りてみました。
興味があったというより、少し前にこういう人が居るというTVで取り上げられていたのを覚えていた事と、なんとなく軽く読めそうという動機だけです。

www.shobunsha.co.jp


「レンタルなにもしない人」が見てきた色んな人の人生の一部分を眺めたエッセイ本です。世の中には自分が出会った事のない価値観の人がいっぱい居ますね。

ただ、何もしなくてそばに居るだけの仕事

一人で入りにくい店、花見の場所取りなど一人分の人の存在だけが必要な時にお願いするという感じの依頼を受けるのが仕事だそうです。
「なにもしない」が重要なので、代わりに運転するとかもダメです。一緒に映画を見て感想を言ってくださいはダメだけど、依頼者の感想を一方的に聞くのはOKだそうです。ようわからないんですけど、作者の可否の線引きが面白いです。

私は「レンタルなにもしない人」をやろうと思った『その発想がすごい』と思います。

 

必要なお金は国分寺からの交通費代と食事代

時間拘束の費用は発生しないけれど、交通費と食事代等、実際には発生した映画、コンサート等の費用も依頼者負担となるようです。出してくれるなら地方へも行っていらっしゃいました。

たまに高級な食事を奢ってもらえることもあるようです。世の中には知らない人に食事を奢れる心の広い方がたくさんいるんだ…と驚きです。

 

無理なものは無理だと断る姿勢

経験しながら違法と知ったらしいですが、パチンコの開店に並ぶ、人の代わりに何か買うは「なにもしない」に当たらないからダメだとか自分でルールを定めて、それに合わないものは断るそうです。

その断る姿勢に学ぶところがありました。私が仕事をなんでも引き受けてしまい後々疲れてしまうタイプなので、私も今後仕事する上で、自分が譲れないルールをハッキリ伝えるのは、関係性を作るにはとっても重要だと思うので参考にしようと思います。

 

何もしてもらわなくていいから側にいて欲しい需要は多い

私が納得できる依頼は

  • コンサートが1枚余って席が空いているのもアーティストに悪いので一緒に行ってください。
  • このお店一人で入りにくいけど、友達も誘いにくいので一緒に行ってください

これには共感できますし、私もそういう時あるなと思います。

 

意外と多かったのが

  • そばに人が居ると思ったらだらだらしなくなるので、締め切りに間に合わすためにいて欲しい。
  • 待ち合わせをしてくれたら、朝起きれそうだから待ち合わせをして欲しい。
  • とりあえず朝8時にDMで〇〇と連絡して欲しいなど

自分がちゃんとしたら、できるであろうことを人に依頼するというのがなんとも面白いです。Twitterを便利に使いこなして依頼できる人なのに不思議です。
私はTwitterのDM送る方が面倒だと思ってしまう。

簡単そうで難しい「なにもしない」

実際自分が何もしないをできるか?と想像すると無理な気がします。私だったら相手との無言の空気とか耐えられないかもしれません。時と場合によっては身の危険だって想像しちゃいます。作者はそういう危険な目にあったことはないらしいですが。男性だからかな?とにかく誰にでも出来ることではないですね。

 

自分だったら、どういう依頼をするかなと考えてみたら

「今日も頑張ったね」と21時になったらメッセージ送ってもらえますか?

かなと思います。

1日の終わりに誰かに褒めてもらえたら、なんとなく嬉しいかなと思って。

 

今回伝えたい事

世の中にはたくさんの需要と供給で成り立っている