40代未亡人の迷走日記

日常のあれこれ、未亡人のおばさんが迷走している日記です。

大学の保護者会に参加してみた

大学から保護者会のご案内が来ました。

え!大学まで保護者会!?
私の時代は子どもが多かった事もありますし、正直親自身も「大学入れるのがゴール」の時代だったと思いますので、私の親が大学に行ったのは、入学式が最後だったような気がします。

 

大学の保護者会に行くなんて「そんな過保護な」と思いつつ。
でも、今正直めっちゃ時間もあるし、行って見てもいいかもと思ったので

私:「大学の保護者会行こうかなって思うねんけど」

息子:「マジかーーーやめてくれよ。何する気や?」


そう言われてしまうと逆に行って見たくなるのが人間心理。
「私は保護者ではなく、スポンサーとしてどのような大学にに行っているのか知る権利があると思います」
と息子に言い参加することにしました。

 

電車の乗り継ぎ、大学に行きました。まあまあ遠いので、毎日通学が大変だと愚痴をこぼす気持ちはよくわかります。
保護者会は、最初に全体に向けて、あとは学部ごとに行われました。
息子は強固な意思があり勉強をし、この大学に入学しました。私のような何も考えていない性格ではないので、特に心配もないのですが…。
私は今の大学を少しでも知ることができたら良しと言う軽い気持ちで参加しました。
他の保護者さんと一切会話しなかったのでわかりませんが、他の方はどのような動機で参加されたのか気になります。

 

色々な話の中で、一番面白かったのは「就職について」の話でした。
大学名だけで書類審査を落とされることはないとか、それなりの有名企業に就職している数が多いなど大学としてはすごく強調していましたが、正直「へー」と適当に聞いておりました。

息子の就職に興味がないわけじゃないですが、私に稼ぐ力がない事は理解しているので、息子は自分の生活費ぐらい稼がなければならないと意識していると楽観的なだけです。
大学側が強調できるぐらい自信があるということは、親として通わせていてありがたいと思いつつ。

工学部は就職より進学が圧倒的に多いデータを見てびっくりしました。これが普通なんですかね。
もしも工学部行ってたら4年で学費も終わるわー!と思っていたら院行くと言われて、表面的には応援しているけど、心の中では学費まだ必要なのか…と思っていただろうな…とか思いつつ。

 

今は3年生からインターンがあり、これが企業の採用選考に利用できるようにルールが見直される話もされていました。インターンって聞いたことはあるけど、具体的に何をするのか全く知りません。3年でもう就活準備…大変やなぁって。それだけはわかります。

先をきちんと見据えている子は、もう1年の今の時期から将来の就職を考えて動いているのでしょうね。偉いなぁ。

 

就職支援の担当先生が最後に、子どもたちの就職活動は親の時代とは全く違いますので、親の価値観で干渉せず、かといって無関心は孤独になってしまいます。程よい距離でサポートをしてあげてくださいと言っておられました。

さすがに私はもうこれ以上は何もするつもりなく、愚痴ぐらいは聞くスタンスで良いやろと安易に思っているのですが、無意識に口出ししそうなので、気を付けなければ…

 

知らない事がたくさんあったので、やっぱり参加してよかったと思い大学を出ました。

今日の伝えたいこと

子どもの就職活動は、程よい距離でサポートするのが大切