子どもが小さい頃に、保護者の方と話をしていめ気になる言葉がありました
『うちの子、言うこときかなくて困る』
私は、子どもが言うこときかないのは子どもらしくて良いやん!いうこと聞く子どもなんて気持ち悪い!ぐらいに思ってます。
子どもらしく普通に成長してることなのに、そう思えない親御さんも多いみたいですね。
子どもと大人の言うこと聞かないは根本的に違う
- 子どもが言うこと聞かないのは「理由を知らないから聞かない」
- 大人の言うこと聞かないは「理由を知ってるけど自分都合で聞かない」
同じ言うこと聞かないでも土台が全く違うと思います。
学校の行事等で、体育館に保護者と児童が一緒に入っているところで
「静かにしてください」と言ったとき、子ども達はちゃんと黙るのに、保護者たちの一部でなぜか黙らずに話している人がいます。
大人になると理由を知っているけど自分都合で聞かなくなってしまうのは何故なんでしょうね。
親も余裕を持ち、子どもに理由を伝えて指示を出す
子どもの場合は経験値が浅いだけなので、指示された内容の理由を理解すれば行動できると思うのです。親が子供に伝える内容を変えたらいいんじゃないの?と保護者同士の話を聞きながらよく思っていました。
子どもに指示を出すには、かなり具体的にこちらも説明する必要があるので、はっきりいって面倒です。
私も子どもに対してきちんと説明してきましたが、「どうして」と質問攻めをしてくる子どもだったので、時間がない時は、説明している時間が合ったら、私がやった方が早かった…と思う事も多々経験しました。
だから大切なのは指示する時は『親側も余裕を持つ』という事だと思います。
- 余裕がない時は、指示するのをあきらめて一緒にする
イライラをぶつけるのは、お互いに嫌な気持ちになってしまいます。一緒にやろうかと子どもに対して言い、最終的には全部親がやることになります。早く片付く事に重点を置いているので、子どもが少しでも参加してくれれば良しと割り切りましょう。 - 余裕がある時は、できるだけ具体的に理由を説明する
「おもちゃ片付けて」と言うのではなく
「今から掃除したいからおもちゃ片付けて」
と言う形で指示を出します。親からにどういう背景(気持ち)があるから、あなたにお願いするんだという事を必ず伝える様にします。
子どもへ指示が上手くできない場合は、上手く指示を出すゲームとして取り組む
いくら子どもに丁寧な説明をしても、全く指示をきかない時も多々ありました。それは仕方ないです。それは指示側の私にも問題があるからです。
ゲームをしていたら、自分の指示が悪くて味方がミスしてしまうのと同じです。
なので、子どもを責めるのではなく、
「今回は指示の出し方が失敗したなぁ。次はどう言えば良いかな?」と、ゲーム攻略の様に取り組むと、子どもに対して自分がイライラせずに過ごせると思います。
子育ては長いRPGと同じだと思っています。
成功と失敗を繰り返し、子どもに最適なレベル上げをしていくと考えたら、子育ても少し楽しくなるのではないでしょうか?
今回伝えたいこと
子どもが言うこと聞かないのは、経験値が浅いから
子どもへ指示の出す方法は、ゲーム感覚で取り組む