私は22歳から働いてきて、約25年。そのなかで6回転職をしました。そろそろ履歴書の欄に書ききれないぐらいの状況となっています。1回は派遣から正社員登用なのですが、それにしても職歴が多すぎるので、なんとなくバツが悪いのです。
前々からなぜ私はこんなにも仕事が続かないのかと、悩んでいました。自分で言うのもあれですが、人にゴマをするのは上手くありませんが、仕事はキチンとしているタイプで、それなりに与えられたことには向き不向きは置いといて、対応できると思います。
なぜ、こんなに会社を辞めたくなるのか
「必要とされている事が、私が仕事の中で求めている事」
だと、今頃気づきました。
- きっかけは、街を眺める多くの中小企業を見たこと
- 人の紹介を私が必要とされていると誤解している
- 男にとっての都合のいい女を、職場に置き換えて考えてみる
- 職場にとって都合のいい女を辞める
- 今回伝えたいこと
きっかけは、街を眺める多くの中小企業を見たこと
久々にIKEAに行こうと、電車で大阪に向かい、そこから専用直通バスにのりました。
大阪駅からIKEAまで約45分のバスの旅となります。
IKEAのある鶴浜は大阪市内の海側エリアのため、大阪駅の大きなビル群を通り抜け、バスは海側の小さな中小企業が並ぶ道を抜けて走ります。
たくさんの中小企業のビルや倉庫の看板を見ながら、ふと
「あー。こんなに世の中にはたくさんの会社があるのに、どこか私を必要としてくれる会社はないのだろうか」
でも同時に私は、またしんどくなって辞める事になるやろうしなと、働くことは自分にとって向いていない事なんだと、マイナス思考全開で自分を納得させていました。
IKEAで結局満足できる買物もせず、帰宅し、家で街並み見るの楽しかったなとひと息ついていると
「私は必要とされている事が、私が仕事の中で求めている事ではないだろうか?」
自分の仕事に対する何となく一過性がない謎がパッと解けたのです。
人の紹介を私が必要とされていると誤解している
何度か転職していますが、実はその職場で働いている人からの紹介で働いている事が多いのです。今のアルバイトもそうです。
人に紹介されると言うことは
「私の能力を評価してくれて、必要としてくれてるんだ」と私の中で勝手に変換されてしまって、深く考えずに転職していました。求められたら応じてしまう感じです。
都合のいい女だったのかも。
男にとっての都合のいい女を、職場に置き換えて考えてみる
よく男にとっての都合のいい女の人は、相手に尽くしてしまう事や、案外プライドが高いのに物分かりが良い女を演じていると書かれているのを見ていて、
あ!これ男じゃなくて職場に置き換えると私かも!
- どんな仕事を与えられても、黙ってこなす
広く浅くそつなくこなす事ができるので、正直なんでも与えられた事以上の成果を相手に与えようとして頑張ってしまいます。
それを評価されるのではなく、都合よく使われているだけだった。 - 対応が早い
いつでも与えられたことにすぐ応じるので、使いやすい人間だったのでしょう。 - プライドが高く、物分かりが良い人を演じていた
本当は私も自分の好きなように休みが欲しいのに、人には休んでいいよと言ったり、物分かりの良い先輩を演じていた。 -
職場で必要とされてない事が積み重なってくると、辞めたくなる
仕事で自分だけ担当から外されたり、この職場では、私の能力ではないところが一番評価されることを気づいた時に辞めたくなった。
- 少々の悪い条件を面接時に言われても、条件を主張せず我慢
面接でも必要とされたい=採用されたいがために、少し条件が気になってしまっても「あ、大丈夫です」と言って、本当はかなり嫌なのに受け応えしていた。 - 残業することが評価される手段と思って、無理して残業
本来ならば、疲れやすいので家に帰って早く寝たいのですが「残業する=私が必要とされるためには仕方ない」と思って無理して働いていました。仕事がない時も、周囲の手前、定時になるとすぐに出て行くことができませんでした。
職場にとって都合のいい女を辞める
前々から好きを仕事にしたらやめない、好きな事はやる気が出て続けられると話を聞く度に、どこか納得がいかない自分がいました。
そりゃ。そうです。
私の存在を必要としてくれる職場が、仕事に求めている事だったのです。
私なりに今後は
- 自分の意見をきちんという。
- 職場で嫌われることを恐れない
- 仕事以外に夢中になれることを探す
- 自分に自信を持つ
これを育てなければなりません。
私の存在を必要としてくれなくなったら、やっぱりまた辞めてしまうのですから。
私は相手に好かれるための妥協せず、自分の譲れない物をはっきりと伝え、それを受け入れてもらえる職場が必要です。
今ごろ気づいたか私。遅かったのか?それとも気づいてよかったのか。
でも、そんな職場見つかるのだろうか?
探せば、いつか出会えるかもしれない。
見つからない場合は、自分に適した働き方を探せばよいだけ。
今日は深層の自分を理解できて、本当にスッキリした。
今回伝えたいこと
自分を理解するには、無意識にふと思った事を見逃さないこと