今週のお題「最近おもしろかった本」
私が最近見て面白いと思ったのは
「自分の好きを形にする ハンドメイドBOOK」
作・監修 こうじょうちょー
表紙から見てわかるのですが、対象年齢は「小学生」だと思います。大人がまず手に取って読む本ではないです。
たまたま職場の人が娘さん用に図書館で借りていたのを返そうとしてたので、興味があったので見せてもらったのですが、予想以上に私が食いついてしまいました。
小学生向きなので
- 小難しいことは何もない
- 材料が簡単
という作品が掲載されているので、ハンドメイドが上手くできるか不安があるけど、何か作ってみたいと思う大人が読んでも良いと思いました。
とにかく説明がわかりやすい
大人向きのハンドメイド本ではないので、まず説明がシンプルで、手順が簡単なのに可愛い物が作れます。だからハンドメイドの意欲を高めてくれます。
やはり大人向けのハンドメイド本はどうしても説明が難しいことがあり、少し意欲が失せてしまいます。更に専門用語が多く羅列されていると意欲が完全に消去してしまいます。
その点、子ども向け本は「やる気にさせる事」が大事なので、大人が読んでもやる気にさせてくれます。
店で売ってそうな物が作れる
子ども向けなのですが、出来上がりの写真を見ると「どこの店で買ったの?」と言われそうな作品ばかりです。
子ども向けの手作り本に紹介されるものは、私の勝手な固定概念ですぐに壊れやすそうな物だったり、大阪弁で言うと「ちゃっちい物」が多いのに、この本で紹介されている作品はとても可愛いです。
※ちゃっちいは「粗末」という意味が近いです(笑)
内側から綺麗になる方法を書いてある
この部分が「今どきやなーーー!」と思ったのですが、髪のお手入れの方法や、整理整頓の方法などが記載していました。外見だけじゃなくて、内側から綺麗になろうねと言う事も書いてくれているのです。
可愛い物だけ身につけていても、素敵な女の子にはなれないんだよと言う事を伝えてくれるので、親が言うよりも本が教えてくれる方が効果あるかも!と思いました。
私は立派な大人なので、この部分は年相応のお手入れ方法があるので関係ないかなと思いながら読んでいました。
でもよく考えたら「内側からきれいになる」という考え方は年齢関係ないですね。
材料が100円均一で揃えられる
子ども向きとあって、本の中で紹介されている材料は基本は100円均一で手に入る物ばかりです。だって材料費を出すのは親ですもんね。
最初から本格的な材料揃えたのに、すぐに飽きてしまわれることを考えたら、100円均一で揃えられる物ならやってみたら?と親も気軽に言えます。
乙女心をくすぐるアイテムが多い
これはおばさんには「ふぅーん」なのですが、可愛い女子の気持ちをくすぐるアイテムがとても多く紹介されています。たぶん、私が小学生だったとしても「ふぅーん」なのですが、甘々が好きな女子だと喜ぶアイテムも多いかと思います。
色見を変えたり、素材を変えたりすると「クール」にアレンジできると思います。
小学生向きの本だと思って、あまり期待せずに目を通したのですが、あまりにもわかりやすく、基本が記載されています。これを読むことで「私流のアレンジ」を考えられることができるのでは?と創作意欲が湧いてくる本でした。
子どもさんがいないハンドメイドを始めたい人にもおすすめします。
今回伝えたいこと
小学生向けの本だけど、大人の入門者・初心者が見てもとても参考になる。