息子と夕飯を食べていると
明日は入試だから学校にあまり行かない方が良いらしいから、部活も休みになったと。
俺、あれから1年経ったんやなぁ。まさか受かって大学生になってるの、奇跡的やわ…としみじみしてました。
ちょうど1年前、息子は今通っている大学の推薦入試を受けました。推薦なので、小論文と面接、共通テスト、この3つで合否が決まります。
もともと喋る事に苦手意識が全くない息子なので、親としては推薦は有利だと感じていました。高校の担任に相談し、どうにか学校から推薦を出してもらうことができました。
幼少期から人見知りする事なく、父親が居ないおかげで周囲の大人に温かく接してもらうことが多かったせいか、どんな人でも会話することが苦にならないようです。
中学の時に生徒会長をした事もあり
「人前で話すのは、普通の人より場数を踏んでるから」と、どうにかできる自信があるそうです。
中学・高校と部活というものを一切しなかった息子ですが、普通の子とは違う経験を積んでいると感じます。
そんな人前で話すのが得意な息子でも、いざ受験となると前日は緊張でオロオロしてました。
夕飯を食べながら、あの時面接対策は何をしたん?と聞くと
「ホームページを片っ端から見て、特に研究内容を中心に確認した。研究内容と自分の興味を紐づけて回答できるように、対策は立てたよ。
大学は自分の意見を言える事ができ、また大学のカラーにあった人が欲しいんだから、自分の意見だけをツラツラと話するのはアウトやと思ってたから」
…思ったよりきちんと戦略を考えていた事にびっくりしました。
試験1週間前になっても「どうせ面接と小論やから、当日ぶっつけ本番や」とか言いながら、何もしてないように見えていたからです。
どちらかと言えば、私の方が「計画性がないぶっつけ本番型」だと痛感させられます。
この作戦が功を制したのか?はわかりませんが
合格後に開示される面接の点数を見たら、100点中72点と7割も取れていたので、面接官の心に響いた可能性は高かったと思われます。その代わり、小論文の点数は低め…でした。入学できれば、なんでもOKです。
息子が面接時に一つ失敗しました。
「そこにある文章を読んで、質問に答えてください」と言われた時に
思いっきり文章を声にだして読んだそうです。普通は黙読なのに、声を出して文章を読み始めたから面接官がちょっと笑っていたそうです。
それでも、俺受かったしな!
合格すれば、そんな失敗も笑い話になります。
今回伝えたい事
面接試験対策として、大学のホームページはきちんと見ておきましょう。
頑張れ受験生!