40代未亡人の迷走日記

日常のあれこれ、未亡人のおばさんが迷走している日記です。

誰もが何か1つ優れた能力を持っているが、その能力を開花させるには他人を見ること

仕事を辞めてからは暇になったので、久々に色んな友達と会う事ができる様になりました。

この歳になると人間不思議と視野が広がってくるのか、

「これって私にとって当たり前だと思ってたけど、他の人にはできないんだね」

皆自分では気づいていなかったけど、他の人より容易にできる能力がある事を口にします。

 

この年齢になるとなんとなく、思います。

「誰もが人より容易にできる能力を持っているが、自分ではその能力になかなか気づけない」

 

人より容易にできる事が何か1つはある

前々にもブログで書いたことありますが、私は、風景を一度見ると覚えられるので道に迷うことない「方向感覚に優れている」のが能力だと思います。

meisou2ndlife.hatenablog.com


この能力を持って絵が書ければ…昔の懐かしい風景とか、感動した風景とか割と精巧に表現できるのに、残念ながら絵が描けません。脳内のイメージをプリントできるひみつ道具「念写カメラ」が欲しいです。


私の友人が語る「容易にできる能力」はこんな感じでした。

身体がとっても柔らかい人

この歳になっても、開脚でベタッとできるらしく、背中で手を合わせて合掌できるとのこと。当たり前だと思っていたら、誰もができないんだねーと笑っていました。とにかく身体が柔らかいのと関節の可動域が広いみたいです。私は超身体が固いので、やっぱり運動ができる人って持っている物が違うんだなと思いました。

 

あらすじを読むと風景がイメージできる人

本を読むときに、まずあらすじを読むだけでイメージがぶわっと広がるそうです。本を読み進めるのも、映像を見る様に本を読むことができるらしいです。だから本を読むのもめちゃくちゃ早いそう。学校から配られた国語の教科書は常にすぐに読破してたと言っていました。

 

教科書の内容を一度見たら覚えられる人

友人はたぶん高校で学年1位の成績でした。彼女は1度教科書を見たら、覚えてしまう能力を持っていたそうです。だから、どうしてみんな必死に勉強するのか?全くわからなかったそう。

そんな彼女は同時に欠けている能力があり
「全く人の気持ちやら目に見えない物を感じ取るのが難しかった」そうです。

彼女は「うちの娘はクラスの雰囲気とか、人の気持ちとか、目に見えない空気感を感じ取ることができるから天才やと思う!」ときっぱり言っていました。
「おいおい…違うって。普通は逆なんだよ。逆」と思わず突っ込んでしまいました。

ちなみに彼女は最近覚えられなくなった代わりに人の気持ちを汲み取るのができる様になってきたそうです。だから能力の劣化もあるようです。

 

自分では当たり前のため、能力に気づけない

自分が簡単にできることって、人もできるに違いないと思っている人が多いと思うのです。
学生の頃に「私方向音痴なんだよね」と可愛い女子が言うと「は?男子に可愛く見せるために嘘つくなよ」と私はいつも心の中で思っておりました。
「地図見て道を歩く単純な事ができないって、何言ってるねん」と思っていました。
私にとってひらがなを覚えるぐらいの感覚なので、方向感覚は文字が読める人なら絶対できる事だと思っていました。

自分が安易にできるから「できて当たり前」、そして「人もできて当然だろう」と思い込んでいます。

残念ながら、努力して得た能力は自分の中で意識できるが、安易にできる能力は自分の中で意識できない気がします。

 

能力に気づくきっかけは、子どもを冷静に観察した時

私も含め、友人も能力に気づいたのは子育てが少し落ち着いた40過ぎてからです。子どもは自分の才能の一部を受け継いでいますが、他の個性を持っている人間です。なんとなく子育てをしていると自分が簡単にできることが、子どもが簡単にできないので「あれ?」と思うようです。そこで自分の能力に気づくようです。

 

今回伝えたいこと

どんな人にも、人より安易にできる何か能力を持っている。
他人にとって難しい事が、自分にとって容易にできることなら、自分が気づいていない能力かもと思って考えてみる。