40代未亡人の迷走日記

日常のあれこれ、未亡人のおばさんが迷走している日記です。

会いたい人には時間を作って会った方が良い

先月、7年ぶりぐらいに友人からLINEがありました。今年は病気して体調良くないから、年賀状送るのやめるからと書いてありました。
この友人とはもう7年近く会っていませんが、便りがないのが元気な証拠と考えていたので年賀状のやり取りだけ続いていました。

 

どういうことやねん…病気だって?この年齢の病気っていうとあまり良いイメージがありません。心配になり会う事ができないか?と返信したら快く返事をもらえたので、久々に会うことになりました。

 

待ち合わせ直前に、金髪で現れるからビビらんとってねと。LINEが入ったのです。
病気と聞いていただけに、私は嫌な予感がしました。

 

私の予想は的中せず、彼女の好みで金髪にしていたのです。
50手前のおばはんが、金髪って (;゚Д゚)

 

昔から個性的な友人だったので、驚くというより笑いが止まりませんでした。
「その髪で小学校の参観行ったら浮くやろ!」と言ったら
彼女はケロッと「うん。そうだよ〜。」
誰に何を言われようが、自分を貫く姿勢と自信家の彼女が私は大好きです。

 

彼女と私は幼稚園から高校まで一緒でした。本格的に親しくなったのは中学以降だったのですが、変わらない明るさにホッとします。

 

昼飯を食べるために、店に入って座った途端に

開口一番

「あんたも、健康診断はちゃんと受けとき!私は、まおちゃんと同じで片っぽ切っちゃったからさっ。」

と、サラッと気になっていたことを言ってくれました。

普通の健診では異常なしや様子見の結果だったらしいのですが、彼女はその結果になんとなく納得がいかなかったので、専門外来に行ったそうです。気になるなら、さっさと専門医へ行くべきだと熱弁されました。

 

色々悩んだと思うのですが、微塵も表には出さないのです。彼女は人に弱みは見せないのは前から理解しています。でもそういう所が私と一緒で似ているから、明るくふるまっている姿を見て、私も明るく対応することにしました。

難しい事はわからないのですが、幸い該当箇所より多めに取ったらしくその細胞を調べたら、周辺もこのまま放置してたら、再発の可能性が上がったらしい。

彼女は

「ま、取った部分、落ち着いたらお腹の肉から移植して、見た目にはわからないようにできるみたいだよ。今の医療技術ってすごいね!」

と笑って教えてくれました。

 

親しい友人が大きな病気になったのは初めてです。ショックと言うより、思ったより再発の可能性も低い様なので、笑顔で会えたことが本当に嬉しかったです。

そして目の前の多忙な日々に忙殺されていると、大事な友に会える機会がないまま永遠の別れになる可能性がある年齢になってきてる事に気づかされました。

その日は散々喋りまくったのに、また会う約束をしてお別れしました。

 

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便りがない事が元気にやってる事だと思ってたのですが、そろそろ会いたい人には連絡取って会うようにしていかないと、お互いに元気で笑って話せる時間はたくさんないのかもしれない。帰りの電車の中で、自分に残された時間があまり多くないことに寂しくなってしまいました。

 

今回伝えたいこと

会いたい人には、時間を作って会いに行こう。

健診結果が気になった場合は、精密検査を受けに行くこと