40代未亡人の迷走日記

日常のあれこれ、未亡人のおばさんが迷走している日記です。

大好きなM-1グランプリを見た感想

私はM-1グランプリが大好きです。

もちろんお笑いが大好きですが、

最大の理由は

人生がガラッと変わる瞬間に立ち会えること

です。

 

大阪はお笑いが身近にあるので、知らず知らずにお笑いを感じ、身につける環境があると思います。小さい頃から漫才に触れる機会が多く、ボケとツッコミを気にしながら人との話をするのが当たり前の生活をしている気がします。
漫才にも色んな賞レースがありますが、M-1ほど一夜にして人生が変わる賞レースはないので毎年この日だけは朝から家事を段取りよくこなし、万全の態勢で見ています。

M-1に優勝すると1年は非常に忙しくなり、露出も非常に増えていきます。そうやって駆け上がっていく姿を見ていくのも面白いんですよね。
だから個人的には、まだ売れていない芸人が優勝を持って行ってくれる方がウキウキしてしまいます。近年だったらミルクボーイみたいな全国区じゃないコンビが優勝すると

「人生変わった!」

が感じられて楽しいです。
普通の漫才と違うのは賞を取って人生を変えてみたい、その意気込みと緊張がどのコンビからもヒシヒシと伝わってくるところです。

たかがお笑いかもしれませんが、私にとってはスポーツの全国大会の決勝戦と同じ感覚で見ています。

 

今回の優勝コンビは「ウエストランド

ウエストランドはタイタン所属のコンビです。
(タイタンは爆笑問題の太田さんの奥さんが社長を務める事務所です)

個人的には、今までのウエストランドのネタと違って、ぼやきがわかりやすく共感できる内容になっていたのが本当に面白かったです。決勝戦に残った3組のうち、ウエストランドだけが1回目と2回目のネタの順番をひっくり返しても最終決戦に残れた気がしました。
今年は、本当に突き抜けてこのコンビが優勝しそうというのが全くわからず、どのコンビのネタもすごく面白かったので、やはり出場順が優勝の運命を握っているとつくづく感じました。

 

決勝に残るコンビはネタが良く作られている

決勝に残ってきたコンビについてネタを見て思うのが

  • ネタの回収がきちんとできている
  • 必ずどこかで吹き出して笑ってしまう瞬間がある

私は敗者復活戦から見ていましたが、やっぱり決勝戦に残るコンビはどれもネタの回収が上手く、7000組以上の中から決勝に勝ち上がってきただけの実力をすごく感じます。
面白いんですけど、ふーんって終わらないのが決勝のネタでした。なるほど!そう回収していくか!と思っちゃうネタで楽しいです。

敗者復活戦のコンビは「フフっ」と笑うネタが多いのですが、決勝戦のコンビにはなんかよくわからん設定のネタでも、必ずどこかで「ブハッ」と心の中から噴き出笑いの瞬間がありました。言葉の選び方が本当に上手いです。

 

M-1はCMにも笑いが詰まっている

今回のM-1。私が一番笑ったのは途中で流れたCMでした。
最終決戦が終わり、最終結果発表前のCMで突然流れたのです。

あまりにも不意を突かれすぎて、笑いが止まりませんでした。これってこの1回のためのCMと思うとパンチがありすぎます!このCM作ろうと考えた人、そのセンス最高。

もう一度見たいわ!と思ったらYouTubeに上げてくれるからありがたいです。
当分の間、嫌なことがあってもこれ見たら忘れられそう。

 

 

M1も終わっちゃったし、ここからは年末に向けてまっしぐらになりそうです。
ウエストランドの活躍がここから1年間どうなるか楽しみです。

 

今回伝えたいこと

M1には人生が変わる瞬間に立ち会えるワクワク感がある

R1にはなくてM1にあるのは「希望」(ウエストランドのネタより)