昨日、阪神大震災1.17から28年が経過しました。
震源地から離れている我が家でも、午前5時46分に震度5弱ぐらいの地震でした。
もちろん驚いて目が覚めました。
生まれて初めての大きな地震を体験したあの日以降、私は地震はいつ起こるかわからないと思っています。
そのために、ずっと行っている4つの防災ルールがあります。
寝る時、眼鏡は手の届くところに置く
阪神大震災が起きた時に、とっさに必要だったのは「眼鏡」だったからです。
寝ている時にもし地震が起きると、逃げるにもどうするにも眼鏡がないと何もできません。
阪神大震災が起きた頃はまだ独身だったので、私は実家に居ました。
当時は布団で寝ていたのですが
母から
「枕の近くに眼鏡を置いていたら踏むかもしれないから、高いところにおいて寝なさい」
と言われていました。
眼鏡を踏んで壊れたら困るため、いつも少し離れた高いタンスの上に置いていました。
阪神大震災の起きたあの日、とっさに起きて探したのは「眼鏡」
強度近視の私は、眼鏡がないと動けません。でも置いた位置にないのです。地震でいつもの所から移動していたのです。焦りました。
眼鏡がないと生活できない人は、就寝時は眼鏡を絶対に手元に置いておくことをオススメします。
ガラス等の割れ物類は、飾らない
阪神大震災の時、実家で一番片付けが大変だったのが、人形の入ったガラスケースが落ちて居間にバラバラに散らばっていたことです。
急いでスリッパをはいて粉々に散らばったガラスの破片を片付けましたが、あちこちに飛び散っていて当分の間は畳なのにスリッパを履かないとケガをする恐れがありました。
その時の経験から私は「室内に割れる物は飾らない」ことにしています。
可愛いガラスのルームランプを義姉からもらったのですが、残念ながら飾っていません。寝室の頭上に、ガラス…。万が一を考えると恐ろしくて。
食器棚の扉はロックをする
阪神大震災と大阪北部地震と2度も大きな地震を経験したのですが、幸い家が倒壊や半壊するレベルではありませんでしたが、家の中で物が動くなどの被害はありました。
2回とも家の中で一番被害が大きかったのは「食器棚」でした。
地震の揺れ方によるのかもしれませんが、阪神大震災の時は、かなりの数の食器が割れました。大阪北部地震の時は、経験を生かし対策していても、少し食器が割れました。
食器棚が観音開きの場合は、100均でドアロックや赤ちゃんロックみたいなのがあるので、そちらを付けておくと安心です。我が家もこれを付けていたおかげで食器棚の扉が開くことはなく、食器棚の中で食器が割れていただけで、破片がキッチンに飛散していませんでした。
家の中で避難経路になるところに物は置かない
地震が起きて屋外逃げることを考えると、絶対に避難経路には物を置かないようにしています。我が家はマンションなので、玄関とベランダぐらいしか避難経路はないのですが、その道のりに物を置かない様にしています。こういう震災が起きた日には、改めて避難通路に何も置いていないかと確認するようにしています。
今日伝えたい事
地震は本当にいつ起こるかわからない。
過去の災害発生日は、防災準備を見直すきっかけの日にする。