私は割と物を捨てる事は嫌いではないのですが、何となく思い出がある物を捨てるのが苦手な所があります。
先日息子が
「ねえ。いつまでこのコップ使うん?
もうかなりボロボロなんだけど」
とプラスチック製の小さなコップを使いながら言いました。
それは息子が保育園の時に毎日持っていっていたコップ。
ドラえもんが描かれていたのですが、その面影は言われなければわからないぐらい消えてしまっています。
保育園を卒園したタイミングで捨てれば良かったのですが、何となくこのコップを使って保育園でお茶を飲んでいた息子の姿が可愛かったから捨てられず。
ま、友達の子が来た時にガラスコップで飲み物を入れるのは危ないから、置いておくと使う事もあるかな?と私が捨てられない事を棚に上げて、別の理由をくっつけて残していました。
今は私の友達の子もほとんど小学生にはなったし。もうこのコップをお客様に出す事もないか。
…って言うか出すには失礼なぐらいボロボロ。
最近は細かい傷に茶渋が残る様になってきました。
残して置きたかった思い出も、ここまでくると微妙に。頻繁に漂白も必要になるし、せっかくの可愛い思い出が…汚される様な。
これはとうとう捨てるタイミングかなと、思い出が捨てられない私も手放そうと思いました。
我が家ではかなり使わない日はないぐらい、このプラスチックコップを愛用しています。大きくなく重くないので、軽く水を飲んだりする時に案外便利なんです。
プラスチックは割れないため手軽に扱えるので、心理的に気楽に使えるのでしょう。
さすがに思い出のコップは捨てる事にして、次のプラスチックコップをやっぱり買いたい気がします。
今なら入園グッズが店頭にたくさん並んでいるので、またドラえもんのコップを買おうかな。
今回伝えたい事
思い出の物は、捨てるタイミングを逃してはいけない