40代未亡人の迷走日記

日常のあれこれ、未亡人のおばさんが迷走している日記です。

コントみたいな事が現実に起きる

先日、職場の窓口におじさんがやってきました。

「ごめんやけど、メガネの落とし物なかった?」

とお問い合わせです。


落とし物のお問い合わせはよくある事。

「メガネの落とし物は最近見てないですね…」

と私がおじさんに話しかけると

おじさんの胸元には紐で吊るされているメガネがあります。

私はおじさんの対応しながら悩みました。

 

もしかして、その胸元のメガネがお探しのメガネではないだろうか?
まさか…そんなベタなコントみたいな事現実にあるだろうか?

あ!胸元のメガネは一度無くしたから、奥さんに首から掛けとき!と怒られて掛けた予備のメガネで、探しているのはきっと別のメガネに違いない!

 

と瞬時に色々相手について考えた挙句

おじさんには

「今はメガネの落とし物届いてないんですけど、案外数日後に届いたりするので、また寄ってください」

と対応しました。

 

おじさんが帰った後、上司に

「メガネの落とし物を尋ねに来たおじさんが、胸元にメガネが掛けてあるんですけど、まさかあんなわかりやすいメガネに気づいてないことありますか?」

と話したところ

 

上司は

「案外、その胸元のメガネが探してるメガネちゃうかな〜。老眼鏡あるあるや(笑)」

 

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1時間後にまたそのおじさんが奥さんと一緒にやってきて

「あ、さっきのメガネあったわ!ごめんな〜迷惑かけて!」

と言いに来てくれました。

おじさんはカバンの中をゴソゴソとし始め

「あ、あれれ?またメガネどっか行ったぞ?」

とおじさんが慌てて探している姿を見て、横にいた奥さんが

「何やってんの?!さっきメガネは首からぶら下がってるって言ったとこやで!」

 

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私は

(やっぱり…胸元のメガネはお探しのメガネだったのね、まだ胸元に掛かってるのにカバンの中探してるやん!)

と心の中で爆笑をこらえつつ

 

「あったなら良かったです!」

と笑顔で対応しました。

 

こんなコントみたいな事が実際に起きるんだなと、面白かったです。
誰も傷つけない笑える出来事に幸せを感じます。

 

今回伝えたい事

探し物は「灯台下暗し」のことが多い。