40代未亡人の迷走日記

日常のあれこれ、未亡人のおばさんが迷走している日記です。

時代の変化に対応できる人になりたい

3月になったので大学生の就活が始まったと言うニュースを見ました。
息子はあと5年あるので、まだ就活の温度感はありませんが、息子の同級生はあと2年後には就活なのかと思うと、時の流れの早さに驚くばかり。

 

就活イベントの様子が流れている映像を見ると、私の時代と大きく変わらず
女性は白ブラウスに黒っぽいジャケットとタイトスカートと、書類が入るような就活用鞄を下げています。就活生の中にはちらほらパンツスーツ姿も。

 

私の時代だと、パンツスーツで就活する人は強くて凛とした自分の意思を貫き通せる人じゃないと選べない印象を持っていました。
世間は男女雇用機会均等法を掲げていましたが、現実はまだまだ男女差別もあったし、若い女性は仕事しなくていいから、職場に華を添えてくれれば良いと考える会社もまだ残っていたぐらい。寿退社がギリギリ最後の世代。

私は足が太く、ストッキングをよく破るからスカートを履く事が苦手だったのでパンツスーツを選びたかったのですが、スーツ売り場の方に

「パンツスーツは面接官からの印象が悪いので、そんな事で合格を台無しにするのはもったいないから、避けておいた方が無難かと…」

と言われたのを覚えています。

不利…と言われると私には選べず。不利だとわかっているのに、自分を貫き通すパンツスーツで就活に挑む女性を見ると「人に言われても負けない強い自分」が備わっているんだろうと思っていました。

 

この歳になるとわかるのですが、細い脚でも歳を重ねた女性より、太い脚でも若い子の脚はハリがあり、やっぱり魅力的です。
今から四半世紀前の面接官のおじさん達なら、スカート姿の女子大生を優位に扱っていたことは何となく想像がつきます。
今は「パンツスーツ着てるような彼女はダメだね~」なんて発言しようものなら、問題発言として逆に立場が危うくなると思うのですが、実際はどうなんでしょうか?

 

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そういえば最近は制服もパンツスーツを選んでいる女子高生にたまに遭遇します。
スカートの下にジャージを履くという、なんとも言えない格好よりは清潔感もあるよねーと思って見ていました。
最近は、LGBDQなど性的マイノリティの方に配慮して男子はパンツ、女子はスカートという概念を取っ払って、好きな制服をチョイスできるようになった学校が増えてきました。
女子のパンツスーツ制服は、女性の駅員さんみたいな雰囲気を感じます。個人的には生理の時にスカートを履くのは嫌だったので、選べるようになるのは良いことだなと思います。

ちょっと親目線で考えると、パンツとスカート両方の制服を買っていそうな気がします。二重の出費だなぁ…。

 

そうやって考えると、本当に色んなものが時代の流れで変化してきています。小さな変化がいつの間にか当たり前になり、逆に当たり前が小さな変化によって無くなってしまったり。
これからも変化は止まる事はないので、上手に受け入れていく力を持っていたいです。

今回伝えたい事

冷静に周りを見渡すと、時代で変化してきたものがたくさんある事に気づく。