40代未亡人の迷走日記

日常のあれこれ、未亡人のおばさんが迷走している日記です。

救命講習に行ってきた

先日、久々に救急講習に行ってきました。参加の動機は職場からの指示。職場にAEDが設置されているから使い方を最低限知っといてと。
決して前向きな参加ではなかったのですが、自分の年齢が上がっている事もあり、他人事に思えなくなっていたのか、非常に有意義な時間となりました。

時代によって救急方法も変化している

私が昔聞いたときは胸骨圧迫をして人工呼吸だったのですが、今は人口呼吸は絶対ではないそう。(人工呼吸をしなくてはならにと思っている時点でそこそこ年配者だそう)

今はコロナ含め感染症のリスクと、心理的に家族以外に人工呼吸はできないでしょうと言うのもあるからですと。確かに、家族以外の人工呼吸は厳しい…。
幸い目の前で人が生命の危機に晒されている場面に遭遇した事がないのですが、やっぱり不潔そうな人だと人工呼吸には抵抗を感じてしまうよねとか。
そんな座学を聞いて、次は人形を使ってやってみる練習へ。

とりあえず胸骨圧迫だけはしてくださいと教えてもらいましたが、練習でやっているだけでも、そもそも人工呼吸をする余裕は全くない!

とにかく初動が大事と教えられたのですが、私の様に体力がないタイプだと、胸骨圧迫を救急車が到着するまでにやり続けることだけで精一杯だと感じました。

 

人形と実際の人とは違うと痛感した瞬間

私が担当についてくれた救命講習の消防士さんは非常にガタイの良い方でした。(180cmぐらい)

たまたまその消防士さんが人形の横にゴロンと寝転んで「実際はこんな感じで・・」
みたいな説明をしていた時にハッとさせられました。

人形と違って胸板の厚みもある、人形には腕がないので、実際の人であれば、圧迫位置まで非常に距離があると同時に気付きました。

万が一周囲に誰もおらず、救急車が到着するまで胸骨圧迫を続けるのは本当に大変でしかないです。

 

知識がなくても「人を集める事」はできる

今回の講習を受け、救命にはとにかく人が多い事に越したことはないと痛感しました。多ければ多いほど胸骨圧迫を交代してもらえるし、周囲の安全を確保したり、救急車の誘導も可能になります。たまたま側に居合わせたのが子どもだったとしても、大声で人を集めてきてもらうことは可能だと思いました。何となく救命講習を受けた人は一定数居ると思います。「数打ちゃ当たる」じゃないですけど一人でも多くに声をかけることで、救命講習を受けた事がある人が駆けつける可能性があると思いました。

 

日々準備しておくことはスピーカー通話とAED探すサイト登録

目の前に人が倒れとりあえず人がいなければ、スピーカー通話にして119とお話しながら作業をしていく事が必要になります。

スピーカー通話に慣れていない人は、家の中で誰にでも聞かれて良い通話する時ぐらいはスピーカー通話をするようしてもいいかと思います。急にスピーカー通話を操作しようと電話を切る事だけでも防げるかと。

講習中で「AEDを持ってきてください」と人にお願いするのですが、誰がAEDの場所知ってるねん?と思いました。

AEDの設置マップサイトがあるそうなので、そちらをブックマークしておくなどして非常事態に自ら備えておくことが大事だそう。こういうことはもっとPRしておくべきだと思う。

AED N@VI - AED設置場所地図

 

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今回伝えたい事

忘れないためにも救命講習は2、3年おきに受けるの推奨だそうです。