40代未亡人の迷走日記

日常のあれこれ、未亡人のおばさんが迷走している日記です。

両親に物を送るより、少しの贅沢ランチを共にするのが心地よい

最近、暇ができると可能な限り両親を誘ってランチに行くようにしています。
両親も80を手前になってきたので、毎月1回両親とランチに行ったとしても、二人そろって好きな物を食べれる回数なんてあと100回もないんだと考えてしまったからです。

 

両親に物のプレゼントを贈る事をやめた

5月は母の日、6月は父の日なので私の奢りだからというと二人とも嬉しそうにしてくれます。

以前は両親に物をあげていたのですが、自分も物を整理し始め、義両親の物の多さを見ていると、物をあげることは良いのだろうか?と思う様になりました。
親が80手前になってくるとどうしても遺品整理が頭の中でチラついてきます。物をあげるのはいいけれど、物が増えて最終的に困るのは私のような気がしてきたからです。

 

あまりグルメではない両親ですが、ちょっぴりだけ美味しい物を食べたいから「木曽路がいいな」と言うので3人で行きました。

流石に両親も年を取ったなと感じますが、まだ話もできるし好きな物を食べられるのでありがたいと思っています。

 

普段よりちょっとだけ特別ぐらいで、旅行と違って印象に残らない時間かもしれないけれど、これぐらいの飾らないプレゼントが、両親にとっても疲れなくて心地よい気がします。

 

出不精な父に出かける所ができた

今日食事しながら話をしていたら、父は最近出かけるところが出来たそう。

母は元々社交的なのであちこち出かけていますが、父は絵にかいたような定年後何したらいいのか?わからない昭和の団塊世代。趣味は競馬のため、平日にすることが何もなく。どちらかと言えば出不精なので、毎日毎日TVをぼーっと見続ける日々。

そんな父が月に2回程、健康麻雀という「賭け事をせず、頭の体操のために麻雀をする」集まりに出かけて、おばあさん達相手に麻雀を教えていることになったと。

高齢者女性の中で流行っているらしいのですが、女性は役と点数がわかる人が少ないので、麻雀に詳しい人が雀卓についてあげなければならないそう。

父は麻雀が好きなので(平日はMONDO TVをずっと見ている)お引き受けしたらしい。

口数が多い人ではないですが、なんだかんだ面倒見がいい父なので、人に教えたりするのは向いているだろうなと。

 

父が「おばあさん達がヨタヨタと麻雀必死にやってるんやで」と言うので
私は「自分もおじいさんやのに何を言ってるねん!」と突っ込んでやりました。

 

なかなかサラリーマンとして生きてきた受動的な人生だったので、能動的に動くのは難しい父。これがきっかけに少しずつでもお出かけして、元気に長生きしてほしいなと思います。

 

今回伝えたい事

高齢の親にあげるプレゼントは、消え物か経験だと物が増えない。