12/21は東寺で行われる「終い弘法市」に行ってきたのですが、毎月21日に行われる弘法市に行ったならば、限定のお菓子を買うのが私のいつもの楽しみです。
笹屋伊織で毎月21日にあわして、3日間限定の「どら焼」が販売されています。
私はいつも京都伊勢丹のB1Fで購入しています。
その日は映画終わりで行ったので店に行ったのが17時ぐらいでしたが、21日ということもあり買うことができました。
上の写真を見ていただいたらわかりますが、どら焼って
こういうのが一般的。
このどら焼は、形が全然違います。どら焼っていうよりなんだろう。羊羹みたいな見た目というか。
大きさは約20cmぐらいです。今回買ったどら焼きの賞味期限は12/26になっていたので割と日持ちもします。
箱をあけたらこんな感じです。竹の皮に包まれたどら焼が入っています。
中に説明書きがあるので、こちらを読むとこのどら焼がこんな形になっている理由がわかります。
皆様がよくご存知の「どら焼き」は、その形がお寺の銅鑼に似ていることから、そう呼ばれるようになったと言われていますが、笹屋伊織の「どら焼」は、熱した銅鑼の上で焼いたことから「どら焼」と名付けられたのです。
その歴史は古く、江戸時代末期に五代目当主笹屋伊兵衛が東寺のお坊さんより、副食となる菓子を作って欲しいと依頼を受けました。そこで伊兵衛は、お寺でも作れるようにと、銅鑼の上で焼くことを思いついたのです。
秘伝の薄皮を、熱した銅鑼の上で焼き、棒状に形作ったこし餡を乗せ、くるくると巻き込んだものを竹の皮で包みます。もっちしとした食感に、ほどよい甘さ、その美味なる逸品は、たちまち町中の話題となり、店はてんてこ舞いの忙しさ。しかし手間ひまかかるどら焼は、簡単に作る事はできません。そこで伊兵衛は月に1度だけ、弘法大師の月命日である21日だけの販売とし、東寺ご参拝のお土産として、町の人々にも味わってもらえる様にしたのです。
笹屋伊織 どら焼の説明文より抜粋
今は20・21・22の3日間販売してくれています。もし21日の弘法市に行けなくてもその前後に京都を訪れていれば買うことが可能です。
ちなみに現在は20・21・22に届くようにオンランショップでも予約販売しています。
これならわざわざ京都に行かなくても買えますね。
気になる方はぜひ来月分をご予約してみてはいかがでしょうか?
このどら焼は卵を使用していないので、卵アレルギーの方でも食べられますよ!
面白いのが、竹の皮ごと輪切りにして食べるんですよね。なんでやろ?
もっちりしてるから、竹の皮ごとの方が切りやすいからかな?
一般的などら焼きのような皮がふわふわではなく、薄皮をくるくる巻いているので食感はもちもちしています。私はどら焼きではなく、別の美味しい和菓子と思っています。
以前にTV番組で和菓子大好き田中圭さんも「どら焼大好きなんです!」と熱弁されていたので、和菓子好きの方には、ぜひ食べてみてもらいたいです。
笹屋伊織のサイトではお召し上がり方の方法が記載されているのですが、私は焼いたことがなく、焼くもっと美味しそうな予感がするので、今度買った時は、焼いて食べてみよっと。
今回伝えたいこと
和菓子好きの方は、ぜひ一度お試しあれ!