40代未亡人の迷走日記

日常のあれこれ、未亡人のおばさんが迷走している日記です。

てまえどりを意識しながら思う事

2022年の流行語大賞にもノミネートされた「てまえどり」

「てまえどり」とは、購入してすぐに食べる場合に、商品棚の手前にある商品等、販売期限の迫った商品を積極的に選ぶ購買行動です。

出典:環境省

 

買い物の時、購入後すぐ食べるなら商品棚の手前、賞味期限の近い物から積極的に取って食品ロスを減らしましょうよ!という取り組みです。
最初は大手コンビニ4社(セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートミニストップが参加し、令和3年6月1日から周知が開始されました。

 

周知開始から1年10ヶ月が過ぎ、あまり意識をしていなかったと思っていた私ですが、最近は商品をとる時

「あ、てまえどりした方がいいのかな?」

と頭の中で一瞬よぎります。そういう意味では環境庁の周知は成功なのかもしれません。

 

コンビニはまだそこまで思わないのですが、スーパーだと、なぜか同じお金を払うなら新鮮な方が良いという価値観が拭えない私。
10%引のシールが貼ってたらそっち選ぶのに、同じ金額だと「てまえどり」をためらってしまう情けない庶民です。でも割引シールが貼ってあると積極的に購入してしまい、割引シールという魔法にちゃんとかかってしまいます。

コンビニは、割引シールを貼る作業のコストと廃棄コストを天秤にかけたら、そのまま廃棄にした方が損が少ないのでしょうかね?
食品ロスも大事だけど、経営には利益も大事。難しいですね。

 

20230228074817

私は第二次ベビーブーム周辺に生まれたので、人が多かった時代です。物を持つことが豊かのステータスみたいな時代で育ちました。もちろん商売も「大量生産」「薄利多売」。廃棄ロスよりも店頭に物を切らしてはいけない!という風潮の時代だった気がします。

今は人が足りなくなり、大量の廃棄をする事にも人手かお金が必要な時代になってきました。私は極力物を買わない様に心がけていますが、物が売れないと経済も回らないし、経済が回らないと景気は良くなりません。世の中は循環しているので難しいところです。

私が世の中にできる事って、何だろう?と思いつつ。

今回伝えたい事

「てまえどり」意識してますか?