私は家計簿管理に5年前からマネーフォワードを使用しています。
毎月大まかに全体収支は把握していますが、なんともざっくり性格なので、カテゴリごとの家計管理は非常に甘いと自分でも認識しています。
不明金が嫌いだから、マネーフォワードを使ってキャッシュレスを始めた
私は高額でも、お金を使った事に対し反省することはありません。その時の私は「それが欲しい」と思ったからです。
私がとにかく嫌いなのは「何に使ったかわからないお金」である不明金の存在です。
不明金は、私の中で「無意識にお金を使ってしまった」ことを意味します。
何か欲しいとか、何か食べたいとかそれなりの動機があってお金を使う事は何も嫌ではないのですが、毎日大切な自分の時間をささげて得たお金を、無意識に使うなんて…
すごく自分に腹が立つのです。
そしてお金を使った記憶を思い出さなければなりません。ボケ防止にはいいとは思うのですが、まあまあ時間を取られます。
現金で買い物をしていた時は、レシートをもらって入力するようにしていましたが、レシートをくれない店も多いため、マメに手元の現金の残高確認をしないと不明金が月に2・3回は発生していました。
今は、キャッシュ生活をしているので、不明金の発生が数か月に1回程度になりました。腹が立つことが減りますし、家計簿に費やす時間も減りました。
記憶を振り返らなくなるので、ボケ防止にはNGかもしれませんが…
全体支出を把握するには、マネーフォワードはとても便利
毎月どれぐらいの金額を使用しているかの支出を把握するにはマネーフォワードはとても便利です。データの連携さえしておけば、数日後には使った金額が記録されていきます。現金払いが少なくなれば「不明金」が出にくくなりますし、即時性はないですが、正しい支出金額が把握できるようになりました。
学費・光熱費・税金等いちいち振込するのが面倒な私は口座振替をしています。マネーフォワードで銀行口座も連携しておくと、口座振替をしているお金が引き落とされた事もすぐ確認して支出に反映されます。
これで「1か月支出しているすべてのお金」が見える様になりました。
1つの精算データをカテゴリ分けするのは残念ながら手動
マネーフォワードのデータは、1つの精算データが送られてきますので、1つの店で複数項目の分類をまとめて買うと1つで連携されます。
例えば、ホームセンターで洗剤、ペット用品、リビング用品など色んなものがまとめて買うとします。
さすがにレジが混んでいるのに「これとこれと別に会計してください」とは言いずらいのでまとめて精算する方がほとんどだと思います。
そういう時は、後日連携されたデータを手動で分類ごとに処理が必要となります。
公式サイトにも記載されています。
連携データはカテゴリごとに分けず、一番高額なカテゴリにする
家計簿のカテゴリごとの金額が正確ならないことはわかっています。でもわざわざ手動でカテゴリごとに振り分けしていません。
理由は
- 「全体支出額を把握すること」に重きを置いている
- 手動でカテゴリ設定すると家計簿に費やす時間が増え、時間削減できている意味なくなるから
すごく大雑把とは思いますが、私の中で「差し引きしたら同じ額」と割り切りって
その店で「どの分類の額を一番高く購入するか」で分類先を決めています。
我が家の例は
- 生協で購入したもの→食費に分類
実際は洗剤、トイレットペーパー、ねこ砂、衣類を購入している - ドラックストアで購入したもの→日用品に分類
実際はパン、飲料、ヨーグルトを購入をしている - ホームセンター→ペット用品に分類
実際:洗剤を購入をしている
だから、我が家の「食費」「日用品」「ペット用品」というカテゴリの金額は、全く正しくないと思っています。
家計診断のFPに渡したら「二人暮らしで、食費が高くないですか?」と言われるでしょう…
今回伝えたいこと
マネーフォワードは便利ツール
「何を自分が知りたいか」を考えて使ってみる