息子が月1回ぐらいふらっと帰ってきます。
帰って来たら息子はやたらと話始めるので話し相手も大変と思う反面、これはこれで楽しいなと思ってしまう。
一緒に暮らしているとイライラすることもあるけど、離れると息子の存在はとてもありがたいのがわかります。
息子も同じ様に思っているのが帰ってきた様子でわかります。
「実家って居てもすることないけど、家の中で誰かと話して、猫が居るって幸せやな」
何度もこの言葉を口にしながら、猫を嬉しそうに撫でています。
誰にも邪魔されず勉強できることや、好きな物を作って食べれるのは快適だと思うけど
ふと、寂しくなるそうな。
そういう感情になっていると聞くと、親として心配することもあるけど、ちょい嬉しい気持ちになってしまいます。
私も息子に振り回される事が無くなったけど、ついついダラダラしがちだし、外出しないと誰とも話さない事もあります。
私は寂しいと言うより、こんな事してて大丈夫かしら?と不安になる事あります。
息子が心配するといけないので、口にしてはいないのですが、息子が何となく感じていたのでしょう。
「お母さんは何かに振り回される事をできる限り見つけて暮らしてね。今は猫に少し振り回されているだけ、俺は安心してるけど」
と言われてしまった。
50手前にして、もう息子に老後の心配をされている…。
お母さんは君の方が心配だよ!と言いたいのだけど
いつのまにか私は心配する側から心配される側になってしまったんだと気づいた。
嬉しいような…寂しいような…
複雑な気持ちです。
心配されないように、暮らさねば。