40代未亡人の迷走日記

日常のあれこれ、未亡人のおばさんが迷走している日記です。

大学入学共通テストを受けた息子に気を遣った話

今日は大学入学共通テストですね。

受験生の皆さんが、いつもの力を存分に出せることをお祈りしています。

 

我が家も息子も去年の共通テストを受けた1人。

頑張るのは本人ですが、

「親も気をつかってしんどいんだよ!」

と今となったら声を大にして言いたいです。それなら代わりに受けてよと言われたら、もちろん断固拒否ですが…

 

親として心配した事:無事に会場には着いたの?

高校から集団で申し込みをした関係上、うちの子の受験会場は

京都大学」でした。

親の遺伝子を全く受け継ぐことができなかったのか、息子は極度の方向音痴。
京都大学は、割と最寄り駅からは歩きます。友達と一緒に行ってくれれば良かったのですが、気持ちを落ち着かせるためにも1人で行きたいと。

私は心配しかありません…
着いたら絶対に連絡を入れて欲しいと言い、家から送り出しました。

 

そろそろ着くかな…連絡ないなあ…と家でそわそわしていると。
TVから東大に共通テストを受けに来ていた子が刺されるニュースが流れました。
このニュース他人事とは思えず、一瞬血の気が引きました。
模倣犯が京大にも現れたらどうしよう…と不安しかありません。

息子から、なかなか着いたよLINEも入りません。
でも、不安がらせるのも嫌なので、とにかくの連絡をずっと待っていました。

 

試験時間開始15分前に
「もう会場着いてるよ。頑張るわ」
と連絡が入りました。

彼は忘れてたんでしょう。たぶんスマホの電源切る前に思い出したんやろうなと。
私は安堵でドッと疲れたのは、いうまでもありません。

 

親として気を遣った事:落ち込む様子に掛ける言葉

初日が終わり、帰って来て一言。
「あかーん、終わった…」と

今までテストができなくても落ち込む事がなかった息子が、すごい落ち込み様でした。
苦手な数学がほんまにできなかったと。彼は不安な事とやましいことがあるとやたらと饒舌になるのですが、それはそれは、いつもに増して喋る喋る。不安で仕方ないのだろうと思っていました。
数学はただでさえ苦手やから、ここだけは頑張っていないとあかんかったのに…
でも、あまりにもできなくて試験途中で諦めてしまって、吹っ切ってやったと。
終わったことは仕方ないと言いつつ、言葉の中に不安が見え隠れしていました。

 

私は

「そうかー」「そうかー」

それしか言えないのです。

どう慰めるのか、安易な言葉は追い詰めてしまいますし、大丈夫ちゃう?なんて事もいえません。本当に言葉選びが難しいのです。

 

「このコロナという不安定な状況下で、無事に試験に行くことができ、受けて帰ってきた事だけで、母は良かったと思ってる」

とだけ伝えました。

これ以上は怖くて言えませんでした…

 

最終的には、目標の8割には全く届かなかったらしいですが、数学の難化に伴い結果としてはギリギリ踏ん張れた!という状況だったらしいです。

 

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昨年はピリピリして私も何となくソワソワして落ち着かなかったのですが、今はのんびり…ありがたい事です。
正直に言いますと、もう二度とあの時間をすごしたくないです(笑)

 

今日伝えたい事

受験生・受験生を持つ保護者の方
大変ですが、最後まで頑張ってください!!