40代未亡人の迷走日記

日常のあれこれ、未亡人のおばさんが迷走している日記です。

【お題:自由研究】親だって自由研究は大変だ

今週のお題「自由研究」

夏の自由研究って子どもだけじゃなくて親も悩ませる宿題の一つだと思います。
だって「子どもは親が声かけをしない限り、自由研究に取り掛からない」から。


漢字ドリルとか、数学プリントとか目の前に課題が見えているものは子どもの性格によってはさっさと終わらせる子もいると思います。
でも「何でもいいから作ろう」と言われて、自ら作り始める子どもはかなり少ないと思います。

 

自由研究を提案する親も大変

自由研究は、かなり親の手が必要な夏休みの宿題だと私は思います。
何をテーマにして、どのように調べて、まとめて提出するか。小学生が主体的に取り組むのは厳しいので「これ面白そうじゃない?」と提案してあげるのが親の役目です。

 

親が自由研究を提案するための3つのポイント

・コスト

・時間

・親の手間

コストを掛けられるのか。時間をかけて取り組むか1日で終わらせるか。親がどれだけ自由研究に携われるのか。本人が好きな事をやらせたいけど、何でもできるわけじゃないのよね・・と思ってこの3つを頭の片隅に入れて提案することが大切です。
適当な提案は、自分の首を絞めますから…。

 

我が家の場合は、私が車に乗れないので、海や山に行っての自然がらみ研究は却下。仕事もしているのであまり毎日取り組むようなものも却下。個人的には「キット」みたいな物は高額なので、コストもできれば控えめに…。
ということで、我が家は毎年切り絵を提出していました。

 

簡単切り絵のやり方

必要な物はカッター(アートナイフなら良し)、カッターマット、画用紙、ホッチキス
ボンドorのり

  1. 切りたい絵を見つける。(切り絵の下絵集を使う)
  2. 切りたい絵をコピーする。
  3. 黒い画用紙の上に、コピーした2の用紙をホッチキスで止める。
  4. 上から切っていく(黒い部分を残すか、黒い部分を切るかはお好み)
  5. 出来上がった物を、別の画用紙に貼り付けて完成!

100円均一で材料調達可能です。カッターは切れ味が悪いのを無理して使うと力が入りケガをします。刃は切れ味が悪いと思ったら交換する様にしてください。


最初の頃は1日で終わる簡単なイラストでしたが、6年生にもなると龍のイラストにして、1週間ぐらい毎日コツコツ作業して大作を作っておりました。
毎年同じ切り絵でも、年々できるレベルが上がっていくから、本人にとっては楽しかったようです。

 

印象に残ってた自由研究

息子の通っていた小学校では、夏休み明けの最初の授業参観で、自由研究が展示され、みんながどんな自由研究をしていたのかな?というのが見る事ができました。未だに印象的だった自由研究があります。

校区内のAED設置場所を調べる

自宅の近所でどこにAEDが設置されているのが気になったらしく、校区内にあるAEDが設置されているところを、まとめてくれていました。

地図上で詳しく説明されていて、大人が見ても「おおお。これはありがたい」と思えるお役立ち地図でした。保護者でも校区内に何があるのか知らないことが多いので、素晴らしい自由研究だと思いました。

高校野球の全試合の記録

研究した子は相当な野球好きだったんでしょう、全試合のスコアを書くだけでなく、その試合の感想も書かれていてスポーツ新聞に負けないぐらいの熱量を感じました。
外出する必要もなく、自由研究という大義名分もあり、夏休み中TVの前に座っていても怒られません。趣味と実益を兼ねた自由研究だなあと感心しました。

 

今回伝えたい事

あの時は大変だったけど、自由研究を一緒に考えたり
色んな子どもの作品を見るのは楽しかった。