なんだかんだ、平穏な日々が過ごせる時間は、本当に少ないと感じます。
夫の義父が倒れて施設に入り、一人で暮らしている義母の様子が、義姉が何か変だ感じるというので調べてもらったら、中等度のアルツハイマー型認知症であることが判明しました。
今まで対応していた義姉も、仕事をしながら色々対応してくれているのですが、今月どこかで帰ってきて来てくれないかと連絡が入り日帰りで帰省しました。
不安を抱えつつ帰ると、義母は思ったより認知症が進んでいて、何かとやる気がないらしく…
寝てばかりだそうです。
寝てばかり、動けない、だからお腹空かないから食べない…の日常になっていました。
少しずつ嚥下能力の低下もあるのか、食べるのもしんどいようです。
正月に帰った時と比べて、1ヶ月半なのに急激に無気力なってしまった姿に、私達親子はショックでした。
少しでも生活しやすいようになる提案をしようと思っていたのですが、そのレベルをはるかに下回るぐらいの行動能力の低下に変化させるのも負担に感じたので何も言えず。
姉が言うには、孫に会えた事が嬉しくて、今日はいつもより話もしていたし良かったと。
認知症の人が、ちょっと緊張する出来事があると、一時的に頭がシャキッとすると言うのはこう言う事なんだろうねと、姉と話をしていました。
子どもの手が離れたら、次は親。
覚悟していたとはいえ、複雑な気持ちです。
今までずっと文句も言わず私たち親子を助けてくれた義両親に恩返しをするのは、今かと思っていますが、何もできない現実。
義母は人の世話をやくのが生きがいだったところもあり、義父が不在になってやる事がなくなってしまった感じです。
少なからずとも私も息子の世話をするのが楽しみであり生きがいな部分があります。これからは自分で楽しみを見つけ生きていくことは、自分だけじゃなく周囲のためにも必要なんだと感じました。
なる様になるしかないよと姉。
確かに。それもそう。
今回伝えたい事
人に負担かけずに人生を全うできる事を目指したい。