私は昔から家計診断のコラムを読むのが大好きです。それは、お金の使い方が人それぞれで面白いと思うからです。
- 収入が高いのに貯金できない人
- 収入が低いのに貯金できる人
- 収入に関係なく無謀な計画を立てている人
- なぜか借金があるのに高い買い物をする人
本当に色んな相談内容があります。相談に来ているのですから、家計、つまりお金に関して何か悩みがあるのはわかります。その悩みは複雑そうな内容から、素人の私でもわかるようなツッコめる要素満載の内容まで幅広くあるのです。
私がよくツッコんでしまう内容は
- 収入に比べて教育費かけすぎ
- 無理して身の丈以上の家を買う
- 身の丈以上に交際、服飾にお金をかける
- 保険代がかなり高額
- 大学進学費用が足らないと子どもが高校生になってから慌てる
この5つです。単に相談者の家計数字だけを見ているので、本質的な所までは伝わらない部分もありますが、自分とは全く違う発想なので何したらそんな事になるのかな?と想像を働かせるのが楽しいです。
色々見ていると、お金の使い方は
- 見栄による支出増
- 不安による支出増
- 無計画な家計
この3つが上手く絡まっている様な気がします。
この中に当てはまらない相談ケースもあります。例えばひとり親で収入が低く、でも子ども達に進学させたいとお悩みの場合は、頑張っていて減らす所もありません。そういう人は家計管理はできていると思います。
一方、収入が高くそれ以上の支出をしてる場合は、どこか1つ無駄を減らして家計管理をきちんとすれば良い、シンプルな答えです。なぜ悩むのか私には理解できない時があります。
誰でも見栄はあると思いますが、お金と見栄のバランスは本当に難しいです。
時々、この相談者は何の心配をしているのだろうか?と素人の私に感じる内容も目にします。
特に多いのが30代前後の夫婦共働きのため給料多い、貯金もあり、子どもが1歳ぐらい、住宅取得済み、月額のローン返済額もちょうど良い。無駄な支出もない、どれも平均点以上なのでツッコみどころがない相談です。
逆に本当に相談したい事を話してないのかな?と思ったりもします。私立中学に入れたいとか、子ども3人まで欲しいとか、妻は仕事を辞めたいとか、何か考えがあるとは思うのですが、漠然としている方向性を決定づけるために相談しているのかな?と思っています。
ただ、私の経験上から若ければトラブルや急な人生計画の変更はどうにかなると思います。それが自分の望まない事だったとしても、割とどうにかなりました。
若いうちはお金を気にせず何でもチャレンジしたら良いと思います。40代の後半になると変更に耐えるだけでしんどくなっています。若さはそれだけで強力な武器です。
私は漠然と心配をするタイプなので、専門家に判断してもらえたら自分の計画を進めていける事ができると思いました。でも、自分の人生なんだから人の意見に誘導されるのではなく、自分で決めないとダメですよね。
今の私の家計診断見せたら
「金は使ってナンボやで。元気なうちに金使えば良いのに」
とツッコまれる自信があります。
自分の人生を楽しむためにも、お金の使い方を見直さなければ。
今回使えたい事
- 家計診断はお金に対する色んな人の価値観を知る事ができる
- お金と見栄のバランスは難しい。
- 若さはそれだけでお金以上の強い武器