40代未亡人の迷走日記

日常のあれこれ、未亡人のおばさんが迷走している日記です。

(母子家庭の方へ)ニュー福祉定期貯金の対象者なら、ぜひ利用をしましょう

ひとり親にとって、お金のやりくりは大変です。
私の友人は、家の風呂場の電気を修繕する金もない!というぐらい、カツカツで生活しています。
でも、話をしていると、どうもお金に対して無知すぎる部分が多い印象です。
お金がないと言いながら、携帯を三大キャリアに契約していたり、ネットで予約すれば特急電車代が安くなるのに、窓口で切符を割引がない金額で購入します。お金がないと口にするわりには、無意識に使わなくて良いお金を使ってしまっている事が多い印象があります。

母子家庭の立場だから使えるニュー定期預金というものがあります。活用して子どもさんの将来のために貯金をしてあげて欲しいと思います。

 

ゆうちょのニュー福祉定期貯金は母子家庭の強い味方

ゆうちょ銀行には

「ニュー福祉定期貯金」という定期が存在します。

 

この定期は一定の条件を満たす方には、1年の定期貯金ですが

貯金の利率が

1年定期貯金の利率+0.10%
となります。

ご利用限度額がおひとり様300万までです。

 

www.jp-bank.japanpost.jp

 

母子家庭の方で

・遺族年金を受給している

児童扶養手当を受給している

この2つのどちらかでも受給されている方は、このニュー福祉定期の対象者となりますので、利用する事が出来ます。

郵便局は全国にありますので、対象者であれば誰でも利用できますよ。
ただし、更新されないので、毎年窓口での手続きが必要になります。

 

ニュー福祉定期はリスクなく利子+0.10%である

人によっては、1年ごとに窓口行くのがめんどくさいしね。たかが0.10%の上乗せでしょ?と思われると思います。投資をされている方なら、なおさら、そんな低い利率なら投資した方がよっぽど良いとおっしゃられるかと。

 

私が思う利点

  1. 投資と違ってリスクがないため、元本保証されている
  2. 定期にしてしまえば、簡単に引き出せない

投資はあくまでも余剰資金で行うもの。母子家庭は、余剰資金を持っていない人が多いと思うのです。とにかくギリギリで、1円でも預けたものが減るのだけは避けなければなりません。
その点、定期であれば預けた金額より減ることはありませんから、将来設計がしやすいです。

また子どもの学費だけでも貯金しておきたいのであれば、とりあえずこの定期を使うのが良いと思います。定期にしてしまえば「簡単に使えません」から、児童手当だけを毎年まとめて貯金していくのも良いと思います。

 

楽天銀行普通預金も300万までなら利子が0.1%だが、貯金意識が低い人には向かない

楽天銀行は、300万までなら利子0.1%で預けることができます。

www.rakuten-bank.co.jp


人によっては、わざわざ定期にせずに楽天銀行普通預金でも良いんじゃないと思われると思うのです。

普通預金は「いつでも引き出せてしまう」ことが利点でもあり欠点でもあります。

今月足りなくなっちゃったと言いながら、子どもの将来のために置いておかなければならないお金を使ってしまうような人には、普通預金に置いておくのはあまりオススメできません。
そういうタイプの人には、逆に手に届かないところにおいておけば案外使わなくなります。(忘れてしまったら本末転倒ですが)
それならニュー定期を利用することをオススメします。

今の利率0.102%で300万預けたら、手取り2439円

私も毎年、ニュー福祉定期を上限の300万預けています。ちょうど満期の案内が来ましたから手続きに行ってまいりました。

  • お預かり金額:3,000,000円
  • 税区分:課税
  • 年利率:0.102%
  • 利子額:3,060円
  • 税額:621円
  • 税引き後の利子額:2,439円

となりました。

普通に預けたら利子額60円です。さて、たかが2,439円と思うか、思わないか。
私はこの2,439円をたかがと思わずに、小さな事をコツコツと積み上げるタイプです。
そして今、国公立大学の学費を6年分はすでに確保していますので、現在雇用契約がいつ打ち切りになるかわからないアルバイト生活ですが全く不安はありません。


もちろん目の前の楽しみに使うのも大事ですが、子どもにとっての将来の選択肢を広げるために、ノーリスクで、少しでも楽に、子どもさんのために貯金してあげて欲しいです。

「小さなことからコツコツと」それが自分の安心にも繋がると思います。

 

今回伝えたいこと

たかが2,439円ですが、ノーリスクの2,439円です。

子どもの学費は、リターンが低くても減ることがない定期預金で確保する方が安全