40代未亡人の迷走日記

日常のあれこれ、未亡人のおばさんが迷走している日記です。

シングルマザーの子育てで困ったこと

私は今まで一人で子育てをしてきました。離婚されている方も私も一人で子育てしてきたので立場は同じだとご苦労を理解はしています。でも決定的な違いは生まれた瞬間から一人で子育てしているので、そのあたりは未婚で出産した人に近いのかな?とか。
シングルマザーの気持ちや、夫を亡くされた人の気持ちや、未婚で育てている人の気持ちも共感できる所があります。ただ、夫が嫌だという気持ちだけはわからないかもしれません。嫌になるほど一緒に居た時間はありませんでした。

 

我が子の成長を共感をする相手がいない

子育てで一番苦労したのが、子どもの成長を誰よりも共感してくれるあろうである夫が居ない事です。もちろん身内は共感してくれますが、心底から感動するのは私だけ。
祖父母は子育てを一度経験しているから「そんなもんだよね」といった冷静さがあります。
でも親の私は子どもの成長すべてが初体験。「うぁ~!すごい!」の連続です。この差は埋められる事はありません。些細な成長を一緒に喜んでくれる存在が居なかったことがツラかったかな。

私だって兄が甥っ子の成長を熱く語っている時に、「そうだよね」と一歩引いた対応をしていました。どんな人より子どもの成長を共感してくれるのは夫しか存在しなかっただろうなと思っています。
もし生きていて子育てで大喧嘩していたなら、居なくて良かったかもしれませんが。

 

お父さんの存在をどう教えるべきか

息子はいつ父親がこの世に存在していないことを知ったのか?親の私も実は疑問に思っています。特別に父親の存在を息子に伝えたことはありません。普通ならば「僕の家はお父さんはどこにいるの?」と聞かれてもおかしくないのに。

普通の家庭の子は自分の父親を見ながら「お父さんってこういう存在なのかな?」「こんな父親になりたくない」といった事を抱えながら成長していくので、特別に父親の存在を教える必要がないと思うのです。

うちの子は「お父さんがいる家庭」というのは日常じゃなくて、サザエさんで学ぶしかありません。小さい頃は存在をどう教えるべきか悩みましたが、結局何も言わない事にしました。

息子が理想とする父親像や家庭像を持っているはず。それを自分で作り上げて行けばいいかと。

 

旅にあまり連れて行ってやれなかった

小さい頃の親子二人旅行はかなりヘビーだったので、あまり連れて行ってやれませんでした。主な理由は以下の通り

  • 荷物をすべて自分が持たなければならない
  • 子どもが眠いといったら、荷物と子ども両方抱えなければならない
  • トイレに入って無事に出てくるか心配
  • 温泉は別になるので、ちゃんと出てくるか心配

私は車が運転できないので、移動は公共交通機関のみ。子どもが寝る時間と移動を兼ねるために旅先でバスに乗りまくっていたのを覚えています。

子どもが少し大きくなると、どうしても男性専用のエリア(トイレ・温泉)は私がズカズカと入るわけにはいきません。優しい大人もたくさんいますが、変な大人もたくさんいるので、私の所に戻ってくるか旅先で心配でした。

大きくなったら私の負担や心配は減りますが、一緒に行ってくれなくなるという悲しい現実。

 

母子一緒に写っている写真が少ない

どうしても写真は一方的に私が撮るため、息子一人の写真がほとんどです。親子ツーショットの自撮りも恥ずかしいからありません。だから普通の母親と比べると一緒に写っている写真が少ないと思います。
「え?その辺で楽しそうにしている人に頼んでまで俺ら二人で写真とる必要ある?」と息子は冷静に言うので、人にも頼めず…。
娘だったら、もう少し一緒に写ってくれたかなと思いつつ。

 

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今回伝えたい事

子育てはその時は大変だけど、今となれば楽しい思い出になるのが不思議