40代未亡人の迷走日記

日常のあれこれ、未亡人のおばさんが迷走している日記です。

20歳になるので国民年金の払い方を考える②


うちの子が20歳になるということで、子どもの年金についてどうするか考えなければならなくなりました。

meisou2ndlife.hatenablog.com

 

令和5年分の国民年金保険は月16,520円です。昨今の物価高で家計を色々打撃のなか、ここから毎月16,520円の出費は「つらいっ!」

 

少しでも安く納付するなら2年前納を選択すべき

息子が大学を順当に卒業するまで5年以上どうせ払わなければならないのであれば、少しでも安く払うようにしたいです。それには前納を選択するのみ。

支払い方法 1か月 6か月 1年 2年
      4月~9月
10月~翌年3月
4月~翌年3月 4月~翌々年3月
  保険料額 割引額 保険料額 割引額 保険料額 割引額 保険料額 割引額
口座振替前納 16,470円 50円 97,990円 1,130円 194,090円 4,150円 385,900円 16,100円
クレジットカード前納 16,520円 0円 98,310円 810円 194,720円 3,520円 387,170円 14,830円
納付書前納 16,520円 0円 98,310円 810円 194,720円 3,520円 387,170円 14,830円
毎月払い 16,520円   99,120円   198,240円   402,000円  

 

2年も前納するとなると、1か月近くの金額が浮いてくるんです。あと5年は払うと考えたら、2年前納の1択です。

 

私だけかもしれませんが、16,470円なら高いなあ・・と思うのですが、385,900円とか言われると

「しゃーない、それぐらい払いますわ」
という気持ちになります。

例えていうと、必要だから仕方ないと思いつつ、高い白物家電買うような気持ちといったところです。

 

払い方は口座振替とクレジットカード+ポイントで検討しなければならない

2年前納の金額だけ見比べると、圧倒的に口座振替を選択するのが一番安いと思います。

ただ、クレジットカードってポイント付きますよね。ポイントを考慮するとそれは変わってくるのでは・・・?と思うわけです。

例えば、1%のポイント還元のクレジットカードだと

387,170円×1%≒3,871

となるわけです。

割引額が16,100円の口座振替より、ポイント還元を考えたらクレジットカード払いの方が割引額が多くなるということになります。

 

ただし、クレジットカード会社によっては国民年金の支払いではポイント還元しないという会社もあるそうです。ちゃんと確認してからクレジットカード前納支払いを選択する必要があります。

ちなみに、クレジットカード払いの場合は「一括払いのみ」です。

 

家族の分の国民年金納付は確定申告や年末調整の控除対象になる

家族の国民年金の納付も控除対象になるので、今年私が払った息子の国民年金は、年末調整に書けるということになります。
あまり高くない年収なので、この控除がどれぐらいプラスになるかわかりませんが、何でも使わなきゃ損!

 

2年前納しても各年分の保険料を控除できる

ふと考えるのが

「前納2年分してしまったら、2年分まとめての控除なのか?来年はできない?」
私のような低所得者は、2年分の控除を一気に使うと損なのです。

そういう意見も多かったのでしょう。各年分ごとに保険料を控除できるそうです。

2年前納した保険料の社会保険料控除は、次のいずれかの方法で申告します。

  1. 全額を納付した年に控除する方法
  2. 各年分の保険料に相当する額を各年に控除する方法

2年前納した保険料を2の方法で申告する場合は、納付した保険料額を3年にわたって分割して所得から控除することになります。

引用:国民年金機構(Q. 2年前納した保険料の社会保険料控除はどのような方法で行うのですか。)

2年前納ならば、国民年金の支払い方は4月~翌々年3月となりますが、年末調整・確定申告は1月~12月に支払った額となります。

少し計算がめんどくさいですが、周囲に一人ぐらい計算が得意な人が居るなので、苦手な人は年末調整・確定申告が近づいたら教えてもらいましょう。

 

学生納付特例制度を使う

親に年金なんて払う余裕ない、本人に将来払ってもらいましょう。という考え方もあります。
ただ、放置すると「未納」扱いになり、将来受給資格期間にカウントされなくなりますので注意が必要です。

学生には「学生納付特例制度」があるので、こちらを申請しておけばよいのです。

 

受給期間ぐらい別に構わないと思い未納で放置するのではなく、学生納付特例制度を申請さえしておけば、万が一大学在学中にケガや病気で障害が残るなどの不測の事態に年金を受給することができます。

 

制度があるのですから、申請はお忘れなく

国民年金保険料の学生納付特例制度

 

色々難しい書類に目を通すのは面倒だなって思いますが、ネットで見てもわからなければ近くの年金事務所に聞いてみたら良いと思います。親がわからなければ、子どもが聞けばいい。自分の年金の事だから。

一番いけないのは「わからないから、放置する」だと思います。

 

今回伝えたい事

どうせ払うなら、少しでもお得に支払いたい