40代未亡人の迷走日記

日常のあれこれ、未亡人のおばさんが迷走している日記です。

大学費用をコツコツ貯めれた理由

基本元々の心配性な所はあるんだと思いますが、独身の頃から何かを買ったりするより、まずお金を貯金してから残りを使っていました。物欲がないというより、この年齢になるとわかるのですが、お金の使い方が下手だから貯めるしかできないんだと思います。親に言われた訳でもないですが、小さな頃から小遣い帳をつけ、ちまちまと貯金する習慣はあったと思います。

 

先に必要額を貯金、残りは残高がなくならない程度に使うスタイルのため、家計簿はざっくりメモ程度のため、それなりに無駄使いしてると思っています。
そんな私が息子の大学進学用に1000万貯めた話をすると、すごい!って言われます。
実際これはそんなに難しい事はありません。
ありがたいことに息子は遺族年金が0歳~18歳まで18年もらえるスーパー恩恵を受ける子どもなのです。(国にいろいろ納めていただいている皆様のおかげです)

遺族年金は2か月に1度支給されます。
2か月に1度10万貯金。それを18年分です。

 10万/回×6回/年×18年=1080万

こう考えると無理な話ではありません。実際私立に進学すると最低1200万必要だったので、私としてはその額には到達できなかったので残念でしたが…。結果国公立大学に進学したので学費と一人暮らしの費用が出せる様になりました。

 

なぜそんなに必死に貯金できた理由

  • お金を理由に将来の夢をあきらめて欲しくない
  • ひとり親の意地

人によっては、大学は本人が奨学金で行かせたら良いという意見もありますが、私としては、もし将来やりたい事が見つかった時に、お金を理由に諦めてしまう選択は絶対に嫌だったのです。息子はお金を気にして就職すると言い出しそうな気もしたからです。自分も親に大学まで進学させてもらいましたし、行きたいと希望するのであれば無理をしても行かせてやりたいのです。
生活費は私の稼ぎで、子どもにかかる教育費関連は遺族年金を使う家計管理をしていました。
今は色んな給付型奨学金がある事を知ったので、こんな必死に貯金しなくても夢を諦めずにやりたい事を叶えることができるのがわかりました。知識があれば、正社員で必死になって働くのではなく、もう少し余裕のある立場で働き、子どもとの時間を持ちながら子育てできたのに…。もう時は戻らないので仕方ありません。

 

ひとり親と言うだけで、やはり距離を取りたがる保護者がいらっしゃったのも事実です。小さなうちは親が子どもの友達を選べるので、自分と近い境遇の方と子ども同士遊ばせたいお気持ちも理解できます。でも、こちらも好きでひとり親になったのではない意地があります。ひとり親でもちゃんと育てる事できるんだぞ!ってその気持ちだけで貯金をひたすらしました。

 

遺族年金も今月をもって最後の給付となりました。今まで本当に助かりました。
私も息子も社会のお役に立てる様に頑張っていかねば!

 

今回お伝えしたいこと

  • 大学費用という大きなお金は一気に用意するのは大変なので、生まれた時から用意すると楽。
  • 意地も立派な貯金の動機になる。
  • 給付型奨学金も調べておいて損はない。