40代未亡人の迷走日記

日常のあれこれ、未亡人のおばさんが迷走している日記です。

後悔しないためには、今を大切にする選択を

前の会社の同僚が退職に伴い有給消化で、暇になったからご飯を食べに行ってきました。てっきり彼女の意志で退職を決意したのかと思っていたら、会社が譲渡され、あまりにも悪い条件での雇用提示をされたと言うのです。実質的なクビ同然の対応に退職を選択ましたと言うのです。

 

会社経営があぶないという噂はあったので、そのうち譲渡されるだろうなと思っていたのですが、あまりにも早いスピードでの転落劇に驚くしかありませんでした。
しかも管理部門だけは劣悪な雇用条件の提示だったらしく、遠回しのクビ宣告だったらしいのです。

 

それを聞いた時に

「自分が後悔しない選択をしていて良かった」

心の底から思いました。

 

 

人によっては、もう少し待ってたらたくさんお金をもらって、失業保険もすぐ出るし残念だったねと言うのですが、
たくさんもらえると言っても、多く見積もって正直250万ぐらいなのです。
申し訳ありませんが、私の大切な時間と天秤にかけたら、安くて泣きそうです。あの時会社を選んでいた代償が250万ですまされるなんて情けないというか、会社を選んでいた自分が腹立たしかったと思うのです。

 

辞める事を決意するか悩んでいた理由の一つに今年の1月〜3月に息子と過ごす時間が欲しかったからです。今は結果論として自宅から大学に通えていますが、

悩んでいた時の息子の成績の状況は

・私立で下宿する可能性が8割

・国公立で下宿する可能性が1.8割

・国公立で自宅通いが0.2割

という感じだったのです。

だから4月には家を出て行くだろうと思っていました。

 

しかし、私が貯めていたお金だけでは私立大学に進学させるには約1000万も不足していたので、息子との時間よりお金のために正社員の地位を保持しようか、最後まで本当に悩みました。

 

息子との時間か、正社員という安定か…でも、未来の事は誰にもわかりません。

息子との時間を諦め、お金を優先するか
息子との時間を優先し、お金を諦めるか

 

この2択のどちらを選べばどうしたら良いか、本当にわからず毎日毎日ずっと悩んでいました。

給付型奨学金の情報を片っ端から探したりしながら、最後は自分にどうしたいのかを問い続けてみたら息子との時間を過ごさなかった事の方が絶対に後悔すると言う結論に至りました。
息子のために今まで無理して働いてきただけで、今の仕事が心からやりたい事ではなかったからです。

 

もし、息子が私立大学に通い下宿して状況で、会社をこの様にクビになっていたとしたら息子との時間もお金も失っていた事になります。おそらく悔やんでも悔やみきれなかったと思います。

 

自分の人生は

自分が後悔したくないと思ったときは、今の自分に対し素直に選択をしなければいけないと今回の件で痛感しました。

 

私が退職を選択した事は、本当に正しかった。

もっと年月が経ってから、言う言葉になるかなと思っていましたが、こんなに早くに言う事になるとは…

 

今回伝えたい事

約束された未来なんてどこにもない。

人生の分岐点に立った時は、どうすれば後悔をしないのかを自分に問い続けて決断を下す