40代未亡人の迷走日記

日常のあれこれ、未亡人のおばさんが迷走している日記です。

子育てが終わると、子どもの環境にお金かけるのも理解できる

11月末でアルバイトの雇用契約が終了し、無職になった途端、私は旅に出ました。
8:30発 ANA771 札幌行に乗るために、朝早くから、伊丹空港へ向かいました。
遠出は新幹線しか使わない私にとって、1時間前には空港に到着しておく感覚がなかなか慣れません。


朝6時半頃の大阪モノレールに乗り伊丹空港へ。
大阪モノレールは、高いところを走っているので真下にたくさんの道路、建物、人が見えます。
「朝早くからこんなたくさんの人が働いているんだな」
無職にとって、働く人はキラキラ輝いて見えます。

 

私立小学校に通う子ども達見てカルチャーショックを受ける

千里中央あたりからモノレールには私立小学校に通う子ども達がチラホラ乗りこんできました。モノレール沿線には私立小学校がないような気がするので、その前の蛍池駅阪急電車に乗り換えるのかな?と推測しつつ。

公立小学校に通わせていた親としては、こんな朝早い6時台から子どもが一人で電車に乗ることがカルチャーショックです。ラッシュ時ではないので安心ですが、この子たち何時に起きて家出てきてるんだろうか?駅までは親が送迎しているとは思うけど、大きなランドセルを背負って電車通学は大変だなと一般庶民オカンは思います。

 

子ども達はお育ちがいいので、電車内で本を読んでいます。ギャーギャー喋る子なんて一人もいません。私はお隣に座った可愛い女の子を見ながら、色々考えさせられます。

 

本人の能力さえあれば、どんな学校に通わせようが現役で京大に受かります。
大人になってから思うのは、学生生活において重要なのは「切磋琢磨する友人に出会う事」ではないでしょうか。

自分が子育てをしている時は、お金出して私立の小学校に通わせなくても、公立に通って塾に行かせれば大学ぐらい行けるやん!と思っていました。
公立である以上、色んな人が居るのが長所でもあり短所でもあります。

お金のある親であれば、お金で解決できるなら少しでも良い友人に出会うために我が子に相応しい学校へ行かせたいと思うのも、今となれば私も理解できます。
やっぱり周囲の友達の雰囲気というのは、長く過ごす学校生活においてとても重要だからです。

息子は公立中学の時は、勉強しようとしても騒ぐやつに邪魔されて、本当に嫌だったそうです。私立高校(まあまあ進学校)では、遊ぶときは騒ぐけど勉強の時間になっても騒ぐ人が全く居なくて、最高だと言っていました。
息子の発言を聞いたときに「中学受験して落ち着いて勉強できる環境に与えてやればよかった」と後悔しました。

足を引っ張りあう環境ではなく、切磋琢磨する環境を与えてやるのは、親しかできません。

 

保護者の層も学校によって特色があった

私自身も保育園、公立小中、私立高と通わせましたが保護者層が学校ごとに違いました。

保育園:バリキャリ家庭・ひとり親・生活厳しめ家庭のごちゃまぜ

公立小学校:比較的平均より上の家庭が多いエリアなので割と落ち着いた感じ

公立中学校:一般的家庭&生活厳しめ家庭のごちゃまぜ

私立高校:高収入・高学歴の家庭が多く、ハイソな感じ。ひとり親は居なさそう。


ひとり親だから、似たような普通の家庭が多い所の方が良いと思っていましたが、この中で一番居心地悪かったのは、公立中学でした。
保護者達に田舎のヤンキー風の集団心理があり、その中に入らない者は排除する村社会の傾向が強かったです。

場違いではあったのですが、私立高校の人達は「金持ち喧嘩せず」で穏やかでした。村社会の様に排除もされず、程よい距離で過ごせたので助かりました。

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旅行に行く前から、旅行に全く関係ないことを考えてしまう私。
普通ならば、札幌で何食べる?とか思いを巡らすはずなのに。
なんとなく自分と違う生活を送っている人を見ると、色々考えてしまいます。

 

今回伝えたいこと

子どもにとって何が良い環境なのか、考えることは親の役目