40代未亡人の迷走日記

日常のあれこれ、未亡人のおばさんが迷走している日記です。

我が家の子どものお小遣いは「お手伝いアルバイト制」

この前、朝のTV番組で子どものお小遣いについて取り上げられていました。お小遣いって各家庭によって本当に考え方に差がありますよね。
我が家のお小遣いは「お手伝いアルバイト」を導入していたので完全出来高制でした。

 

お手伝いアルバイトは、作業内容によって料金が違う

お手伝いアルバイトとして我が家は息子に頑張ってもらっていました。
お手伝いは何でもしたら同一賃金というわけではなく

  • 作業の時間(どれだけ多く時間をかける必要があるか)
  • 負荷(子どもの能力での難しさ)
  • 私が手伝って欲しいと思っている作業

を配慮して金額を決めていました。

例えば

  • 洗濯物取り込み:15円
  • 郵便物確認:5円
  • ごみ捨て:30円
  • お風呂洗い:20円
  • 米とぎ:20円

これらを毎日どれだけやったかを自己申告制にして、私がチェックするしていました。
1日何項目やっても良いです。お支払いは月末に何を何回したで集計し、まとめてお支払いしていました。
多い時だと千円近かったです。欲しいカードを購入したい時は、頑張ってお手伝いバイト励んでいました。

 

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家事を担ってもらう人になってほしかったから

うちの母は「お手伝いはお金をもらってやるのは間違っている!」という意見なので、かなりボロクソに反対されました。
確かに、お手伝いはお金をもらえるからやるという考え方は違うかもしれません。
私はお手伝いやりなさいって言われて、なんかやりたくない事を強制されるのがすごく嫌だったのです。お手伝いは、子どもが自らすすんでやるから価値があると思うんですよね。
そして我が家はひとり親家庭。家事を担ってもらえる者に育てなければなりません。


お手伝いアルバイトのメリット

社会にでると作業か拘束時間の対価でお金をもらうことになりますし。お手伝いを通して小さな社会を経験させたいなと思う部分もありました。

  • お小遣いの稼ぎ方が自分で決められる
    →作業内容はいくつか選択できるので、好きな事で稼げる
  • お小遣いが発生することで継続しやすい
    →継続することで、作業スキルも上がっていく

少々雑でも目をつぶる忍耐が必要

お手伝いをさせるときに、絶対必要なのは、少々雑でも目をつぶってしまうことです。
特に男の子は作業が終わってないのに「できたよ~」と言います。
おい、あなたは全部見ましたか?ここにまだ洗濯物が干してありますけど…と思いつつ。
アルバイトの後輩を伸ばす気持ちで、ぐっと気持ちを抑えて適度に諭す、そして完璧を求めない忍耐力も必要になります。

 

子どもの性格を見ることができる

やはり社会に出たら何かをしたことでお金を得るのです。家事という小さな範囲ですが、どの作業を選べば、効率よくお小遣いがもらえるのか?を考えることができます。
好きな作業を選んでもよし、簡単な作業を選んでもよし、単価が高いけどしんどい作業を選んでもよし、子どもにも選択させることで、性格を見ることもできました。

 

我が家はマンションなので、郵便物確認は、学校から帰ってきたついでに集合玄関で確認すれば良いという、楽に毎日稼げるのですが、楽でも息子は嫌なんでしょうね。あまりやりませんでした。一方、きちんとやるのは洗濯物でしたね。
目につくものはできるけど、簡単でも、毎日体に覚えこませる的なものは無理みたいでした。
楽して稼ぎたいタイプではないんだなと思っていました。

 

最後は本人の意思で月額固定額制へ

正直、私もだんだん毎月のお小遣い精算の計算が面倒だなと思っていた小学校6年頃に、息子から

「風呂洗いとゴミ捨ては絶対します。それ以外のお手伝いも言われたらするので、お小遣いは千円固定でお願いしたい!」

 

さすがに私も毎月のお小遣い計算も面倒だったので、ラッキーと思い承諾しました。
そこからは固定額となりましたが、自ら申し出たので、風呂洗いとゴミ捨ては必ず行ってくれるようになったので、アルバイトから正社員へステップアップした感じですね。

 

 

現在はお小遣いも渡していないのに、風呂洗いとゴミ捨ては必ずしてくれるし、時には料理も。いつのまにか無償ボランティアになってます(笑)

 

今回伝えたいこと

子どもに単純にお手伝いをさせるのではなく、目的があった方が良い。