40代未亡人の迷走日記

日常のあれこれ、未亡人のおばさんが迷走している日記です。

夫妻のやり取りから言葉の受け止め方を考える

先日知人たちと飲んでいると

「夫が洗濯をしてくれるのは良いが、”洗濯やっといたで”と言われるとイラっとする」 

という話題になりました。
女性陣は「わかるわかる」なんですが、男性陣は「なんで?」と不思議そうな顔。

夫に悪気がないのはわかってるけど、主張が腹立つ

この手の話は、私の知人だけの話題ではなく奥様向けのコラム等でも話題になっているのをよく目にします。

やってくれるのはもちろん嬉しいが、主張されるのは腑に落ちないというか。
たぶん「やってあげたよ(俺って優しいでしょ)」という目には見えない主張に対して奥様達がイラっとしているのだと。

家事はやってあげたよじゃなくて「二人でやるものでしょ!」というのが奥様側の主張です。

なんとなく、奥様をお母さん代わりだと思っている夫さんになればなるほど、言葉の裏にある「俺えらいやろ」の主張が強いんでしょうねえ。夫が居ない私は勝手に想像しています。

 

夫は子どもが母親に言う感覚で「報告している」のかも

ふと、我が家に置き換えてみるとうちは毎日息子が風呂を洗ってくれるのですが

必ず

「風呂あらっといたで~」

と報告されるので、はいはい。どうもありがと。と口には出しませんが私は思います。

私も息子の報告としてすんなり受け入れていますし、息子も小さい頃からお手伝い終わったら報告する習慣なので「やっときました報告」は当たり前。

何の悪気もなく言っている夫は、昔から母親に伝えていた「やっときました報告」を奥様にもしているだけではないか?と思いました。
そう考えると、息子が運よく結婚できたとしたら、空気読めるような息子じゃないので奥さんに「やっといたで」と絶対何も考えずに言うなぁ。

 

同じ言葉も受け止め方次第

家事を手伝う夫婦間の事に限らず、人と人との会話には同じ言葉を発言していても、本当に受け止める側の気持ちで良い風にも悪い風にもなってしまうというか。

極力言葉を相手に悪い風に受け止めないように伝えているつもりなのですが、そう思われてない事もしばしば。

相手に良い風に受け止めて欲しいと思うのは自分の力だけでは無理なことですが、自分が悪い風に受け止めないようにするのは、自分の力だけで可能です。
他人の言葉が私に対して悪い風に言っていたとしても、あえて真正面から受け止めず、良い風に勘違いすることも、時には必要かもしれません。

 

今回伝えたい事

言葉の受け止め方は自分で決めることができる