「ハンズマン」というホームセンターができたと少し前にやたらと関西ローカルの番組で取り上げられていました。
ハンズマンとは何?東急ハンズの姉妹店か何か?と思っていたらそうではないらしい。
今までのホームセンターとは一味違うお店みたい。
お店の特徴は
- まるで大人のテーマパーク お客様の度肝を抜く壮大な店舗設計
- お客様の『何がどこにあるかわからない』を徹底解決するディスプレイ
- ハンズマンに行けば必ずある…住まいと暮らしに関する23万品目の品揃え
- ハンズマンの売場は日々変化 鮮度の高い売場を提供
- 世界から新しい発見と感動をお届けするため日本未上陸の商品を海外から直輸入
- フロア接客担当者の数が業界平均の3倍
- 初心者も上級者も嬉しいDIYのバックアップ体制
- ワクワク、ドキドキの大人気恒例イベントベスト3
引用:ハンズマンの魅力
TVの特集も、今までにはないディスプレイが紹介されていました。
とにかくカラフルが画面通しても伝わってきたので、確かに今までのホームセンターとは違う印象です。
出入口から「巨大な感じ」が漂っていました。
とりあえず広い!との報道を聞いていますので、とにかく全体をサラッと流すつもりで店内に入りました。
出典:ハンズマン松原店店内図
入口を入ると、ガーデニング関係の売り場です。我が家は庭がないしスルーしましたが、パンジーが安く売られていたみたいで皆さんたくさん買われていました。
TVでも言われていた「噴水の置物展示されているが、それも売り物」と聞いていたのでそれだけ確認したら、本当に売り物でお値段が書いてありました。100万近かったような…。
ディスプレイも独特だし、とにかく物がたくさん!
私は、カラフルなPPバンドがあればいいなと思っていたのですが、予想通りたくさんありました。普通の店なら、青か白しか見た事ないのですが、多色販売していました。
ハンズマンに行けば必ずある…を裏切らないですね!
気になった事1:小分け販売が満足感を誘う
多色販売やまとめて売っているのは今までのホームセンターもあるのですが、ハンズマンは小分け販売をしてくれるのが強みと感じました。
クリップ10個入りで1箱販売だったとします。
「いやぁ…このクリップ欲しいけど、1個だけでええねんなあ。」ということ良くありませんか?
そのお客様なのニーズを満たすべく、商品によっては小分け売りがあったりします。
ネジや金具なども、1本売りの物もたくさんありました。
クラフトバンドも多色でおいているだけでなく、切り売り販売もしていてくれていました。物作り初心者にとって、少量販売は本当に助かります。
気になった事2:POS管理していないレジで驚いた
今は顧客の販売情報を管理するためにPOSを導入しているのがほとんど。
物をもってレジに行った時に、バーコードをピッとやるのではなく、商品についている値札を見てレジ操作していました。
「めっちゃ!昭和のお店やん!」と驚きました。
松原店はまだオープンして間もないこともあり、店員さんはちょっとモタモタされていました。幸い平日に行ったのですが、土日はレジでの精算が混みそうな印象を受けました。
ここだけは残念な部分だなと思っていたのですが、冷静に考えると
「商品数が多い=商品登録が大変」
私も昔の職場で販売管理を管理していた時に、本部担当者がJANコードが変わる度に対応しなければなりません。
同じ商品でもリニューアルするとバーコードが変わる事もしばしば。でも店頭には両方の商品が残っているので、両方の商品データが消すことできません。商品登録はデータがもらえるとはいえ、大変な作業です。
更に小分け販売しているので、ねじ1本に個別JANを個別付与なんかしてられませんしね。
この会社は「欠品は問題なし。必要ならまた発注」と考えているのような気がしました。ある意味、割り切った考え方で面白いなと感じました。
今回伝えたい事
ハンズマンは、他社の常識を取っ払ったホームセンターと感じました