お題「地元では当たり前のものなのに、実は全国区ではなかったものってありますか?」
マスヤのおにぎりせんべいをご存知でしょうか?
その名前の通り「おにぎりの形をしたせんべい」です。
たぶん私が子どもの頃からあったお菓子だと思うのです。最近、久々に食べたら美味しくてハマってしまいました。食べすぎ防止に小分けパックを買うようにしているぐらい。
甥が関西に帰ってきた時に自分用のお土産として必ず「おにぎりせんべい」を買うので驚いたのですが、おにぎりせんべいって全国で入手できるお菓子ではないと思っていませんでした。
それぐらい関西では昔からある「ぱりんこ」「雪の宿」と同レベルの定番おせんべいです。個人的な記憶では、おばあちゃんのぽたぽた焼きより古いような気がします。
おにぎりの形をした食べやすいおせんべい
関西の人からしたら、知ってるわい!ですが、知らない方がいらっしゃると思いますので、実物をパシャリ。
三角形をしたせんべいに、ちょっと海苔が付けられているのでおにぎりの雰囲気を出しています。
味は醤油。甘すぎず、辛すぎずちょうどいい塩梅。サクサクとしてるので1枚食べるともう1枚に手が出てしまうんですよね。最近買うこのファミリーパックは2枚入りが16袋入っています。子どもがお友達の家にお邪魔する時に持たせるお菓子にも最適。
パッケージの特徴は緑とオレンジ
色々イラストが描かれたりしていますが、昔からパッケージのデザインが歌舞伎の定式幕を連想させる緑とオレンジをあしらっています。
昔からこの3色を見ると「おにぎりせんべい」か「永谷園のお茶づけの素」を連想して食べたくなってしまうのは私だけ?
歌舞伎の定式幕とは何?と思った方はこちらをご参考ください。
どうやら静岡より東は知名度が低いらしい
このおにぎりせんべいを販売しているのは株式会社マスヤという三重県に本社がある会社です。これも意外でした。てっきり新潟かと(米どころがせんべい作ってると思っていた私)
どうも会社としても東京の方で認知度が低いという認識があったらしく、知名度調査したのがHPに載せてありました。
出典:「おにぎりせんべい」47都道府県認知度調査 | おにぎり倶楽部
確かに、静岡より東になると色が薄くなっています。意外!こんなにおいしいのに。
マスヤのサイトを見ているとやはり誕生は1969年(昭和44年)だそう。やっぱり私が生まれる前からあるロングセラー商品なのに全国区ではないとは。
色々時代の変化でなくなっていくお菓子もありますが、いつまでも残っていて欲しいお菓子の一つだと私は思います。
今回伝えたい事
静岡より西にはおそらく、定番商品としてどの店でも置いていると思う。