今週のお題「一生モノ」
一生使えると思って、結婚する時に婚約指輪ではなくロレックスの腕時計をお互いに購入しました。婚約記念なので、裏に刻印がしてあります。
ロレックスの中では、たぶん一番安いやつだと思いますが、若い時お互いに出せる金額としてはこのモデルが限界だったので大満足して買いました。
ロレックスって自動巻きなので、いつでも使えて電池の心配いらないし、一生ものの時計を私は手に入れた!とその時は思っていました。
さて。今どうしているかというと。
「確かに一生もので使えるけど、最近使ってない」
もちろん最初は嬉しくて毎日使ってました。それまで皮バンドの時計しかしたことなかったので気付かなかったのですが、私は金属アレルギーだったのです。最初気づかなかったのですが、手首がかゆくて仕方ないのです。
あまりにもあれて、ロレックスを少しの間はめないようにすると肌の調子が少しましになりました。
それでもせっかく一生ものを手に入れたので、肌が少しマシになったら使用することを繰り返していました。しかし子どもが生まれて抱っこをすることが増えたので、時計をはめていると危ないなと思ってつけるのをやめてしまいました。
そのおかげで、今はあの荒れていた手首が嘘のように、すっかり綺麗になっています。
そんなことで一生ものと思って買ったロレックスの時計は「フォーマルな所」に行く時しか使わなくなりました。悲しすぎる。
一方夫のロレックスは、亡くなった時から誰にも使われることなく「時が止まってます」
これだけは息子にあげようと思って大事に保管していました。
やっと20歳になりましたので、「お父さんのロレックスをあげよう!」と言ったら
「まだ、おれロレックスをはめるような身分じゃないよ。社会人になってからかな?今は高校の時に買ってもらった腕時計で十分だよ」
と言われてしまい、まだまだ使われる日が来るのは先になりそうです。
肌荒れするかもしれないのに、私は今スマートウォッチが欲しいと思っています。
今回伝えたい事
買った時は一生ものと思っていたけど、現実はそうではなかった。