私は今まで子ども学費と思い、必死にお金を貯めてきました。良く言えば倹約家ですが、悪く言えばケチです。
子どもの学費を貯めるという目的(1000万)を果たすことができたので、ここからは特に必死に生活を切り詰めて貯金をする必要がなくなりました。
自分ではケチだと思っていたのですが、いざお金が使ってもいいですよー!という状況になって「ケチではなく金を使うのが下手」という事に気づきました。お金があっても、何に使ったら一番良いのか?がわからないのです。
お金は湧いて出てくるものではないと思うので、無理して買わなくてもいい、無理して体験しなくてもいいかという考えが抜けきれず、人生において色々機会損失をしているのです。
そして、お金を貯めるのが大変だと言いつつ、高い物を買うのには抵抗があるくせに、100均や安いに飛びついてで無駄なものを沢山買っていて「安物買いの銭失い」をしているのです。
今年はお金を使ってみる体験をする
仕事を辞めたので、月に1回定期的に大金が入ってくる状態ではないのですが、今の方が時間もあり思考する時間に余裕ができたため、物を買うということをじっくり検討できる状態になりました。
今年は、思い切ってお金を使ってみる事を体験しようと思ったのです。
そのコンセプトは
- 自分の心のままに動く
- もったいないを見直す
- 物を増やしたら、何か減らす
1.自分の心のままに動く
自分の心のままに動くというのが、長い年月にできなくなってしまいました。
- 私が我慢すればよい
- 身の丈に合わないから諦める
- 時間がないから断念する
この3つが頭の中で私に問いかけてしまい全く動けない状態でした。
具体的な例は
欲しいと思っても、買わないもしくは、同等品の安価を選ぶ
旅行やコンサートに行きたくても、平日は無理
自分の心の中で、買いたい物、やりたい事に知らず知らずのうちにストップをかけてしまっています。
今年のやってみた事
- 旅行
3月は家族であわら温泉へ息子の合格祝い旅行(父母息子の4人)、両親の希望(料理が個室)、息子の希望(カニ)、私の希望(部屋にお風呂付)全員の希望(温泉)これらを叶えるちょっと豪華なプランを選択。平日1泊2日で約15万
平日で人も少ないし両親が元気なうちに連れていけて良かったと価値がある旅でした。 - 日帰り福岡旅行
関西圏で一人でうろうろよくしますが、遠くまで行き一人で観光したのは初体験でした。一人旅は気楽で楽しいのを体験できました。 - 北海道旅行
無職になったタイミングを逃してはならないと、奮起して冬の北海道へ。
自分の生活では見ることができない風景に出会えることがやはり楽しいです。めったに来ないという理由で土産を買うことに少し疲れました。今度は一人でもいいかも。 - 平日お出かけ
平日に出かけるのは、本当に人混みが避けれるので最高です。人が少なく満喫できます。毎年桜が咲いているのですが、今年見た桜はすべてから解放された時に見た桜なので、一生記憶に残るような気がします。 - 舞台観賞
今年はコンサート4回、お笑いライブ2回、花火のイベント1回行きました。チケットは昨今10000円前後の価格帯になってきたので高いな…と思うのですが、やっぱりライブって楽しいです!今までなら行きたくても仕事に支障がでないように…とセーブしていましたが、行きたい!と思ったら動けることが最高です。 - 高級ダイニングテーブルの購入
過去のブログでも記事にしましたが、自分の身の丈に合わない家具を買いましたが、毎日使うだけに快適を毎日感じれるので最高です。
2.もったいないを見直す
もったいないからといって、長年使いにくいものが放置されてきました。
物は使われてやっとその価値が出てくるのです。使われないものを置いておく方がもったいないという事に気づきました。
私がもったいないと思ってしまうこと2つ
- 少し使いづらいけど買い替えしなくてはならないほど壊れていない
- 高い金額出して買ったから捨てるのは惜しい
子どもが大学生になったのに、家の中を見回すと小学校の時から使っている物もチラホラ。壊れてないのですが、もう使ってないとか使いづらいものがたくさんありました。
特に壊れてなく、使いづらいのに高額だと更に厄介で「捨てるのが惜しい」という気持ちが湧いてきます。これがもし安く買っていても置いておく?と自分に問いかけて処分しました。
3.物を増やしたら、何か減らす
好きに買うのは良いのですが、我が家に置いておくスペースには限りがあります。お金を使って良いと決めましたが、無秩序に買わないようにするために
「現状の何かを捨てて収納箇所を確保した上で購入する」
これだけは守っています。
一番増える衣類はタンスを捨てたことで本当に保管できる量が大幅に減りました。その分買う時はすごく悩むので、どうせ枚数が少ないなら安物2枚ではなく質が良い1枚を買う方が耐久性や洗濯の乾きなどコスパが良いこと事を学びました。
鍋類も半分に減らしましたが案外兼用できるのを知りました。台所用品は簡単に捨てることが少ないので「機能を兼ねれないか?」を考えて買う様になりました。
1年通じてお金を使ってきましたが、意外とわかってきたのは、吟味して買ったり使ったりしたので、すべて満足していることです。
ただ、買い替えたフライパンが大きすぎて、シンク下に理想通りに片づけられなかったことですかね…。また理想のフライパンを探さなければ
今回伝えたいこと
自分が大満足できるようにお金を使うのは難しい。