40代未亡人の迷走日記

未亡人が自分探しの迷走日記です。

親より長く生きれば十分親孝行だと思う

親孝行したい時に親はなし

と言いますね。親を失ってから初めて親の存在について考え、あの時親孝行しとけば良かったなぁ…と後悔されている方はたくさんいると思うのです。

ちなみに「親孝行」とは

dictionary.goo.ne.jp

なるほど、真心をもって尽くすことなんだ

だから一般的にはプレゼントを贈ったり、一緒に旅行に行ったり、顔を見せに帰ったりすることが親孝行と思っている人が多いんでしょうね。
でも、何もしなかった・・と後悔している人もちゃんと親孝行していると思います。

それは

「1日でも長く親より生き、親を見送ったから」です

 

私がそう思ったきっかけの出来事が、義母と夏祭りに出かけた時の事です。
夫の両親は、長男を1歳の時に亡くし、また私の夫(次男)も亡くしました。3人子どもを産んだのに、2人の子どもを先に見送る形となってしまいました。なかなか普通では経験できない人生です。

神様が本当に存在するのであれば、なんて同じ様な経験を2回させるんだ!と個人的に思っています。

うちの子が5歳の時に、義母と一緒に夫の地元のお祭りに息子は甚平を着せて、私は浴衣を義母に着せてもらって出かけました。

その時に義母が

「長男の時は私も若かったし、どうにか頑張れたけど、さすがに次男の事がツラくて、こういう明るく楽しそうな場所に出かけれる様になったのは5年かかったわ」

その言葉に何も言えませんでした。私は日々の子育てと仕事の両立で忙しく、夫が居ない事がツラい時もありつつ、子どもと過ごす日々は楽しい事の方が多かったので元気に暮らしていました。一方、義母は私たちの前では普通に装っていたけれど、元気になるには5年もかかっていたのか…。私の実家と違いどちらかと言えば静かな夫の実家なので、孫を見せたら少しでも元気になるだろうと思い頻繁に時間を作って会いに行っていました。しかし思ったより回復に時間がかかっていた事を知り、なんとも言えない気持ちになりました。

 

私も子どもと夫どちらを亡くしたらツラいかと言えば、絶対に子どもです。薄情な妻かもしれませんが、息子は私にとってどん底からの希望の光でしたし、そんな簡単に立ち直られないと想像できます。そのつらい経験を義母は2回も…。そう考えたら、5年で元気になってくれた義母に感謝しかありません。

孫と一緒に縁日を回りながら楽しむ義母の姿を見て、私も1日も長く親より生きる事だけでも、親にとっては親孝行なんだと思い、息子も私より1日で良いから長く生きて欲しいなと思いました。

 

誰も親より先に亡くなりたくないはず。でも病気になったり、事故にあったりと運命は自分で決められないから仕方ないと思います。いつも子どもがいじめを苦に、自らの命を絶とうとするニュースを聞くたびに思うのです。

お願いだから、親より1日だけで良いから長く生きてほしい。
他の人からどう思われようが、親にとって居てくれるだけで価値のある存在なんです。親のために生きてほしいな…って。

 

今回伝えたいこと

親より1日でも長く生きることは、立派な親孝行