今月は息子君のお誕生月になります。
早いもので19歳です。私も母親として19年経ったことなります。
親として大したこともしていませんが、よくここまで育ったなあと。
息子君の誕生日は、私にとっても母親になった記念日として、息子を祝うふりをして、自分に対して「よく頑張ったね~」と心の中で褒めることにしています。
(もちろん誰も褒めてくれませんので。自分で褒めるしかありません)
19年前は子育てに不安でいっぱいで「でも私が頑張らなくっちゃ!」とやる気に満ちあふれていました。一人で育てるというのは、私にとってのかなりのプレッシャーだったのかもしれません。でも、私を頼りにして小さな手で私の手を握ってくれる息子の姿が、私の一番の幸せだったと思います。
子どもが大きくなるにつれて次から次へと色んな不安が訪れました。
小学校に上がった時は、一人で学校に行って帰ってこれるのだろうか?
学童がなくなってしまった4年生の夏休みは無事に一人で過ごせるだろうか?
学校から帰って遊ぶ友達が一人もいないけど大丈夫だろうか?
中学に入ると、人の輪に入れらないのでいじめられているのではないか?
塾に行くために、一人で夕飯は食べることは寂しくないだろうか?
高校受験を失敗したことは大丈夫だろうか?
コロナワクチンを打つと2週間も倦怠感で動けなくなり、今後大丈夫だろうか?
大学受験は本人に任せているが、塾に行かなくて大丈夫だろうか?
…
19年間のほんの一部分ですが、その都度に色んな不安がありました。
最近は、息子に助けてもらうことが増えてきて、立場の逆転を感じることが増えてきました。
重たい荷物を持ってもらえる
高い荷物を取ってもらえる
勉強を教えてもらえる
助けて欲しいといったら、手伝ってくれる
私がダウンしたらご飯を作ってくれる
…
成長は嬉しい事ばかりなのですが、もうお母さんの出番はなくなったのかなと、少し寂しさも感じることが増えてきました。
でも、その寂しく感じることも、成長した証と思うと幸せですね。
息子が私の所に生まれてきてくれたことに本当に感謝しかない。
今回伝えたいこと
子どもの成長は嬉しい時も寂しい時もあるけれど、幸せである。