料理が苦手な私は長年クックパットを愛用していますが、クックパットを卒業し次の料理アプリを探そうと思います。
理由は「株を手放し、株主優待だったプレミアムサービスが使えなくなるから」
料理本を使っていた世代の私は、料理本は作り方は1通りのみ、作らないメニューもたくさんあって、本を買うのを躊躇していました。
その点クックパットは「作りたい料理」の中で、自分が作れそうなレシピを検索できるところに魅力を感じていました。
友達が課金すると、更に評価が高いレシピばかりみれるようになるから便利だよ!とおしえてくれたので課金しながら使っていました。
本当に料理苦手な私にとっては、生活に必須アプリとなっていきました。
しかし、月々の支払いも馬鹿にならないなと思っていたので、どうせならクックパットの株を買って株主優待でアプリを使用しちゃおう!と。
そんなクックパットの株を1株275円で取得し、長年持っておりました。
それがこの度クックパットの株が公開買い付けになったのです。
買い付け額は”1株当たり240円”
最近の株価は224円前後。そちらに比べたら高い値で買取してもらえるのですが、どちらにせよ私は損失じゃないかと。
私が考えた選択肢は2つ
- 損切しない様に株を買い増しし、公開買い付けに臨む
- 損切でも良いので、適当な所で売ってしまう
結論は「損切でも良いので、適当な所で売ってしまう」を選択しました。
損切しない様に株を買い増しするのは、良い考えだと思うのです。現在株価は224円前後。あと300株買い増しすると損は免れます。
複雑に考えずに、文章題に置き換えるとこんな感じです。
以前、1株あたり275円を100株で取得した株があります。
その株を4月1日に持っていると1株あたり240円で買い取ってくれるそうです。
株を買い増しして、利益を出そうとするには、何株買えばよいでしょうか?
買い増し株価は224円とします。
買い増し株数をaにして数式を作ると『24000+240a > 27500+224a』
答えは a>218.75
今回私が損をしないために、買うのは218株以上。100株単位で考えると300株追加すれば損はしません。300株を追加するのに必要な額は67,200円。買えない額でありません。しかし選択しませんでした。
「現在持っていない野村證券で口座開設をしたくなかったから」
今回の公開買い付け代理人は野村證券。もっと利益がでるなら口座開設までして売却するのですが、数千円のために新しく口座を開設したくありませんでした。
結局226円で売却。変に使わない口座を持つということは、私にとって売却損よりデメリットだったということになります。
今はクックパット以外にもたくさん料理アプリが出てきています。これを機会に新しい料理アプリを探してみようと思います。その方がもしかしたら自分にとって使いやすいアプリかもしれません。
今回伝えたい事
目先の利益より、デメリットもきちんと考えて決断する