40代未亡人の迷走日記

日常のあれこれ、未亡人のおばさんが迷走している日記です。

生きることを考える

また芸能人が自ら命を絶つというショッキングなニュースが飛び込んできました。芸能人だからメディアに取り上げられるのですが、色んな憶測が飛び交っておりますが、故人が何を思い、何を考え、どうしてこうなったのかは、故人にしかわかりません。突然家族を亡くした身としては、すべての憶測が身内を苦しめることに繋がる場合があるので「そっとしておいてあげてください」と伝えたいです。

そっとしておいてと言いながら、このネタを書くのは矛盾していないか?と自分の中でも葛藤がありました。でも、軽はずみに書いているわけではないとだけ冒頭でお断りしておきます。

 

20代~30代の死亡原因の1位は自死

www.mhlw.go.jp

厚生労働省のサイトによると、20代・30代のトップ死因は自死。今がツラくてもこの先ずっとつらいわけでもないし、いくらでも前向きに生きることが可能なんだよとおばさんは伝えたいのですが、自分がこの年代の時、確かに視野が狭かったと思う。
ちょっとしたつまずきが、すべての人から全否定されてしまうような気持ちになってしまったり。周囲の幸せな話を聞くたびに落ち込んだり。

大学を卒業して社会人になってからの22~35歳の間は、自分も周囲も人生の分岐点(就職・出世・結婚・出産)に立たされます。完全に自立している世代なので、親が見守るわけでもなく、一人悩んだ末での選択なのかなと感じています。

 

知らない人に相談する選択肢を持とう

家族や友人知人に何でも話せる人もいますが、家族や友人知人だから話せない場合もあります。こういう悲しい結果に「どうして話してくれなかったの?」と周囲は非常に落ち込み自分を責めます。それだけ色んな人に支えられていることを、故人になってしまったら知ることができません。

知り合いにどうしても言いたくないなら、知らない人に相談することを選択して欲しいです。恥ずかしい事ではないし、知らない人だからこそ言える事もあると思うのです。

www.lifelink.or.jp

 

与えられた今を生きることが素晴らしい

毎日ニュースを見ていると、たまに著名人が「老衰」でなくなられたというニュースがあります。この歳になると「すごい事だ」と痛感します。

ほとんどの人が、病気や不慮の事故等でなくなるのに、どれぐらいの人が老衰でなくなれるのだろうかと。どれぐらいの人が、病院にも行かず自宅でなくなることができるのだろうかと。

誰だって病気にも事故にもあいたくありませんが、今与えられた時間を生きることは誰にだってできるかなと。
もがきながら、苦しみながら、楽しみながら、笑いながら。
どんな毎日でも与えられた命を大切に生きれるのであれば、それでいいのかなと。

 

今回伝えたい事

生きるのが難しいなら、視点を変えてみるのはどうでしょう?