これは今となっては夢だったのか現実だったのか?自分でもわかりません。
小さい頃、幼馴染と二人でよく山の中を探検するのが私たちの遊びでした。
(今の時代だと考えられない事ですが・・・)
舗装された道だと遠回りしないといけないところを、山を通ると近道なので大人たちが作った山の中の道を歩いていました。
ある日、私たち二人は駅前に行かなければならない時に舗装された道ではなく、いつものように小さな山の中を通って、駅前に出ることにしました。
いつもと違う道は何となく怖いけどワクワクしてしまいます。
漆の葉だけは気をつけなきゃねとか言いつつ。
幼い私たちは山の中をてくてくと進むと、山頂は小さな広場になっていました。
えー!びっくり。
こんなところに広場があるなんてと大喜びの私たち。
そうすると前方から何かが来ます。
ん?
それは犬の大群。
ボス犬を中心に、まるでGメン75のオープニングの様に
横一線に並んで、こちらに向かってきます。
犬は可愛いものだと思い込んでいたのですが、何頭も一列に並んで向かってくるとなんとも言えない恐怖が伝わってきます。
私たちは一瞬で「やばい!逃げなきゃ!」と感じ走って山の中から脱出しました。
大人にその話をしても、あんな山に野犬がたくさん居るわけないやん!と言われるので私の夢だったのか?と今では現実か夢かわからなくなってしまいました。
でもあの恐怖。夢だとそこまで感じるだろうか。
現実だったと思うんだけどな…
今回伝えたい事
Gメン75の映像を見る度に、犬の大群を思い出してしまう。