40代未亡人の迷走日記

日常のあれこれ、未亡人のおばさんが迷走している日記です。

履歴書の特技に書きにくい特技

履歴書に特技の欄がありますが、いつもこの欄に何を書こうか悩みます。

私は明確に特技だと人に言える事がありません。けれども空欄にしてしまうのは印象が良くないと言われるので本当に困ります。

 

特技の欄に書くには、明らかに人と比べやすい「柔道2段」「書道3段」といった段位が

あるものなら、人よりできる事が明確なので他人からも判断しやすいと思います。

また段位がなくても、例えばサッカーを特技と言うにはレベルが色々あり、基準が難しい所があると思います。でも努力した過程さえあれば、レベルは関係なく具体例をあげて説明できるので特技として書けると思います。

 

ものまね、手品、暗算など、これらも努力を重ねて出来る様になった特技だと想像できるので履歴書に書ける特技だと思います。

 

でも、私はそういう努力系の特技は全くありません。どちらかと言えば、何の苦労も努力もせずに人よりできてしまう、明確にならない特技しか持っていません。だから履歴書に書きにくいのです。

 

私が特技と思っていることは

  • 一度通った道なら迷わずにもう一度行く事ができる
  • 地図を渡してもらえれば初めての所でも迷わず行く事ができる

つまり方向音痴の逆で、「方向感覚に優れている」事です。

 

ドライバーの履歴書の場合なら書く事でかなり価値があるとは思いますが、事務職ではほぼ必要とされない価値低めの特技です。

自分の中では胸を張って特技と言えるのではないかと思っています。道に迷うという事がないので、外出して慌てる事がありません。新しい場所に行くのも全く苦になりません。車の助手席に乗ると、カーナビより役に立つこともあります。人に道に聞かれたら結構細かく案内できるので、役に立つ場合もあります。

でも、履歴書に書ける特技ではありません。努力エピソードもないので、具体的な話を言った所で相手に何も響きません。でもこれだけが特技と自信をもって言えると思っています。

 

特技とは、特別な技なんだから

「自分がこれは人よりできると思えば、良いと思う」のですが、努力で出来る様になった技でないと、なかなか他人が共感や想像しずらいのかと思うから仕方ないですね。

 

正直私も方向感覚に優れているのが特技だと、認識できるようになったのは、ほんの数年前になります。私が当たり前にできるので、みんな誰でもできると思ってました。そんな事ないんだと気づいた時は逆に驚きました。

誰でもそんなところが1つは持っていると思うんですよね。例えば

  • 人の懐に入るのが上手い
  • 初対面の人と楽しく話ができる
  • 自分を良く見せるのが上手い

全部特技の欄に書きづらい特技ですが、すごい特技で羨ましいなぁと思う場面は良くあります。

 

 

私は人と一緒に出かけてて、人の先導で歩いている道を間違えている時は、「道間違ってますよ」と言うのは、時間に余裕がある限り相手が気づくまで絶対に黙ってます。
なんとなく、道案内しなきゃと頑張っている姿に水を差すのが申し訳ないし、自分一人だと間違えないので、実は楽しかったりします。こんなところで間違うのか…不思議だと観察しています。この場を借りて謝りますが、今後も黙っておくので楽しませてください。

 

今回伝えたい事

努力した話ができる事は特技として履歴書に書ける

誰もが努力せずにできる特技を持っているが、それは履歴書には残念ながら書けない