若い頃はメロディが心地よいと思う曲を聞くのが好きだったので、あまり歌詞に興味がありませんでした。夫との死別、一人での子育て、歳を重ねた事で価値観が大きく変わってきたのか、最近は歌詞を聞いて、励まされることが多くなりました。
1:「上を向いて歩こう」坂本九
誰もが知る名曲です。
上を向いて歩こう 涙がこぼれないように
泣きながら歩く 一人ぼっちの夜
色々泣きたい気持ちはたくさんありました。そんな時にこの歌を口ずさみながら「一人でも、とにかく前を向いて進んでいこう」と自分の心に言い聞かせていました。
2:「Love so sweet」 嵐
これも国民的アイドルの嵐の中でも一番人気のある曲です。恋愛ドラマの曲なので、歌詞の内容は恋愛について書かれれていると思います。曲全体というより、この曲の最後部分が急に耳に入ってきました。
信じる事がすべて 明けない夜はないよ
悲しさのどん底からなかなか這い上がれない私に「明けない夜はない」という言葉に「はっ」とさせられました。確かに今は真っ暗闇かもしれないけど、いつか明るい場所に行けるかもしれない可能性があるかもしれないと感じ、勇気をもらいました。
3:「奏」 スキマスイッチ
この曲も大人気ですよね。よく路上ライブで歌っている人多い印象です。歌詞も良いし、伸びやかに歌えるから好きな人も多いのかと思います。
君が僕の目の前に現れた日から 何もかもが違うく見えたんだ
朝も光も涙も、歌う声も 君が輝きをくれたんだ
この曲を久々に聞いた時、息子が私の所に生まれてきてくれてから輝きを取り戻した自分を思い出しました。息子が生まれるまでは、表面上は気丈にふるまっていましたが寂しくて仕方ありませんでした。本当に無気力でした。でも息子が生まれてからは、私は一人ではありません。この子のために頑張ろうという気力があふれました。本当に見るものがすべて明るくなったと思います。
話は横にそれますが、スキマスィッチの大橋卓弥さんの「ありがとう」という曲。
いつか、息子に贈ってもらえたらいいなあと思う曲です。
4:「さすらい」 奥田民生
奥田民生さんって私の中の「自由」を曲にしてくれている人だと思っています。
さすらいもしないで ここまま死なねえぞ
私に対する応援歌だと思っています。
正社員をドロップアウトしてしまった私なので、やはり世間的からはマイナス評価しかありません。でも所属を外れる勇気もない人のどこが偉いの?といつも思っています。
私は、自分の気持ちに嘘をつかず生きていきたいのです。
「さすらって、後悔せずに死んでやる!」です。
番外編: U R not alone GReeeeN
受験の時に、息子を励ますために聞かせた歌です。
たまたまYouTubeを見ていたらこの曲にたどり着きました。高校生の頃は思春期だったので必要以上に母と接触をしたがりませんでしたが、でも応援していると遠回しに伝えたくて「この曲。今の自分に聞いておいたらいいよ」って教えてあげました。
GReeeeNがNewsに楽曲提供した曲だそうです。知らんかった!
今回伝えたいこと
音楽に励まされ、前に進んでいく力を与えてもらった