40代未亡人の迷走日記

日常のあれこれ、未亡人のおばさんが迷走している日記です。

お留守番禁止条例はさすがに非現実的

今日はお休みなので、たまたまワイドショーを見ていたら、
埼玉県は、小3以下の子どもだけで留守番禁止条例をさせたら虐待という、なんとも非現実的な条例を可決させてたんだなと印象をもちました。


確かに、海外では治安も悪く子どもを一人で外にだすなんて論外!罰せられるのが当たり前です。日本はそれだけ治安のいい国だということなんでしょう。
条例を作った方は、海外の考え方を採用しよう!と思って考えたのでしょう
その考え方は悪くないと思うのです
それだけ昔と違い今は物騒な世の中になってきちゃったし。

ただ、その時コメンテーターが言っていたのが正論かなと思うのです。
子どもだけで留守番できないようなバックアップ体制が一切整ってないのに、留守番禁止条例だけを先に作るのは違うと。

 

少子化。少子化といい、子どもが少なくなっているのにもかかわらず子どもを育てるのが本当に大変になっています。
親に課せられる責任ばかり増えている感じがします。
親も子どもを好きでで留守番させたくないけど、生活のために稼がないといけない人が
多いのが現実。お金があれば、いくらでも見守りの人をお金の力でお願いできるのです。
しかも、見守りのためにお願いした人が子どもポルノを目的にする人だった場合もあります。家に大人が居れば安全という簡単な話ではないと思います。
お金を渡したりする問題と、子どもポルノ犯罪者を野放しにしない社会整備も必要。

 

子育て親を取り巻く職場環境もまだまだ理解は進んでいない気がします。
子どもを優先すると嫌な顔する人たくさんいますし、男が育休、子どもの行事で休むとかありえへんという昭和な上司もまだまだいます。
子どもを理由に職場を早退すると、独身同性からネチネチ言われたりもします。
日本の将来を担っていく子どもを育てるのに、子育て中の親もただでさえ寛容じゃない世間で頑張っているのに…。
今回の条例はちょっと視点が先を行き過ぎた気がします。

ひとり親だと、そんな条例作られたら身動きとれません。
雨が降っている時でも、カッパ着て外に連れていけというのか?
どの家でも車があるわけじゃない。

昔は、親切な世話焼きご近所さんにお願いできたけど、今はそういうのも難しい。
お互い様でいるうちはいいけど、そのうち一方的だとギスギスしちゃったり。
親に頼れない人もたくさんいる。とにかく昔と違って余裕がない人が多いかも。

私も困った家庭があったらいくらでも預かってあげたいけど、何かケガさせたりした時を考えたら、怖くて預かってあげれない…と思うことあります。


子育てが終わった私には関係ないですが、やっぱり一人で子育て大変だったという気持ちが強いので、もう少し世間には子育てに優しくなって欲しいなと切に願っています。

今回伝えたい事

家で一人にしないような支援策をまず考えて欲しい。